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イルミネーション

12月に入ると、街は瞬く間に、一斉にクリスマスになる。猫も杓子もクリスマス。なんでもかんでもクリスマス、なんでもかんでも緑と赤色。サンタトナカイリースツリーイエスキリスト。クリスマスの出血大サービス。

これは神保町にあったクリスマスのイルミネーション。神保町は古本屋の街で、喫茶店がたくさんあって、出版社がひしめき合っていて、若者というよりは渋好みな人たちが集う街だ。それにこれがあった。東京には、どうしても、イルミネーションを飾らなければいけない決まりでもあるのだろうか?カップルがこれを見て、これと共に撮影するのだろうか?ツリーの真ん中が光ってないけど、これでいいのだろうか?

さて、これは彼氏と見た日本橋?東京?あたりのクリスマスツリー。これは素直に綺麗だな〜、あ〜クリスマス最高だな〜と思った。これを見ながら、シナモンを少し振りかけたホットワインを飲んで、家族や恋人たちがパラソルヒーターの下で談笑している姿は、実に幸せな光景だった。

場所ではなく、結局は誰と一緒に過ごすかが、最も大切なこと。もし神保町で彼氏と一緒に歩いていたら、絶対一つの思い出になるもんな。クリスマスにさ〜、神保町でさー、っていう話になるし。季節感て大切だよね。思い出すきっかけになるから。

ということで、今年の神保町イルミネーションも期待しております。

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