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ただの親友に戻りたかった

(前置き)
私はうつ病を患った友人と同居生活を送っているアラサーの会社員です。
友人との関係や日常について、「#日記」のタグで備忘録や頭の整理を目的にnoteを書いています。

ここしばらく、コロナで完全にダウンしていました。
久々の熱と関節痛、咳はしんどかったです。

私はどんなに体調を崩しても食欲だけはいつも旺盛なので、
もりもり食べてお薬を飲んで、たくさん寝て、無事回復しました。

その回復した矢先、
友人側に色々な転機がたたみかけまして、
前向きな同棲解消予定が取り消しになりました。

【前回の日記#18】

前向きになれてたんだけどな・・・
でも何となくわかっていたような、
少しだけ諦観にも近い感情があったり。

同棲解消の話をした時、
友人は「完全に自立して、はやく《私》のことを解放してあげなきゃと思う部分があって―――」と言っていました。

私はその気持ちが嬉しかったし、
その言葉と裏腹に今まで浪費癖が治せず、
あれだけ忠告していたのに全然貯金できていなかったことに、
それを隠していたことに軽薄さを感じました。

でも一人ではできなかった決断を
恋人と一緒に住むために決めたことを結果的に良かったと思ってたんです。

私、酷いですね。
心の底では解放されたいと思ってたんでしょうか。
自由になりたいと思ってたんでしょうか。

友人が私と一緒に暮らすことになったのは、
結局、病気が原因なのではなくて、
”お金がなかったから”にほかなりません。

万が一何かあっても、お金があれば休める、
そのことをずっと伝えてきました。

何があっても毎月決まった額を貯金に回せるように、
それをベースに必要な収入はいくらなのか、
何にどれだけお金を使うのかを考えるようにずっと伝えてきました。

だから実際に何にお金を使っているのかは全く気にしていないし、
知りたいとも思わない、
貯金さえしていれば良いのだからとずっと伝えてきました。

それさえ守ってくれてたら、
なんやかんやあった今でも私は前向きでいられたはずなんです。

私と友人の関係は、
同棲をきっかけに歪になりすぎました。
お互い自立した生活を送ることで、
もう一度、ただの親友に戻れると思ってたんです。

ただの親友に戻りたかったんです。

でもそんな虫のいい話は諦めて、
歪さを受け止めないといけないようです。

でも、いつかはなおるといいな。

次は明るい日記になるように、今日からまた頑張ります。


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