ダウン症がもつイメージに負けません。我が子のイメージは自分でつくりますから。
いつもありがとうございます。一般社団法人Maorisです。
ダウン症青年のドキュメンタリ―作品
attitude社。ニュージーランドにある制作会社です。彼らは、自分たちのドキュメンタリー作品を通し、ハンディキャップや慢性的な疾患を抱えて生きている方々の「可能性」を世界に表現してくれています。
彼らがつくる作品の中で、ダウン症をもつオーストラリアの一人の大学生についての特集があります。
Maorisサークルのメンバーである一人の母親が、同じくダウン症をもつ誕生して一年も満たない息子を抱え、この作品に希望と可能性を見出し、思わずattitude社に連絡をとっていました。
「ボランティアで翻訳をするので、どうかこの作品に日本語字幕をつけてくれないか」
そうして出来上がった作品があります。Maorisは翻訳監修という立場で携わりました。
翻訳担当者として母として
実際に翻訳を担当したメンバーからのメッセージです。
「ダウン症を持つ息子が生まれてから、母親として強く感じていることは、息子の未来に希望を持つことの大切さです。可能性は無限にあり、今現在私に与えられている情報が必ずしも普遍的な事実ではないと捉えることにしています。
クリスさんのドキュメンタリーは、彼と彼のご両親ががその可能性を信じ、重ね続けてきた努力が花開いた姿を見せてくれます。障がいを持つ子供の未来を明るく照らすこの作品を、是非多くの方に見ていただき、必要な方の力となればと思い、日本語字幕を製作しました。
一人一人の希望が呼応して、やがて大きな力となり、この世界が少し良い方向に進むきっかけとなればいいなと思っています。余越彩」
ダウン症があるから残念だと言われる時代は終わっています。
海外の研究により、ダウン症が与える影響を最小にする方法がもうわかっているのです。
諦める時代ではありません。
嘆く時間を、我が子の可能性探しに。
未来はこんなにも明るいのだから。
一般社団法人Maorisは発達に遅れがある子ども達のために、海外の「インクルーシブ教育」情報(療育情報)のかけはしを行い、子ども達に笑顔を届ける活動をしています。行く先は、インクルーシブな日本社会です。
一般社団法人MaorisのHPはこちらです。https://maoris.jp/
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