大道まお

24歳

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【この指とまれ】演劇を愛するあなたに、演劇を愛する私から、愛をこめて

こんにちは。 いま、ちょっと夢のような、とはいえ現実的で、切実で、熱い、プロジェクト(というとあれですが、単発ではないし失敗したら他のやり方探す)を構想しています。いや、もしかして、まだ妄想に過ぎないとある人は言うかもしれない。 それでも私は仲間を探すひとつの小さな手立てとしてこのnoteを書いています。 日本で、演劇を社会へのある種のうったえとして、社会にひらいていく、つまり価値を伝えていく。再び、本当の意味で対話の場を生み出すような、そんな演劇の姿を伝えたくて、伝え

    • freewriting#5:そもそも具現化とは何か

      (1/4) ここでふと思ったことは そもそも具現化とは何かということである.そもそも具現化は すごく主観的でありながら.一方で客観化する行為なのだと思う どういうことかというと.これをいえば万物がそうであるのだが 客観ですら主観的なな客観といえるからだ 万物ではないかもしれない.すでに客観であると合意されているものも多くある.こと創作においては客観化がはじめてである想像がかなりあるのではないかと思う.想像して自分のどこかに浮かんでいるあれやこれやを.目に見える形にするとしたら

      • freewriting#4:創作者の具現化について

        (1/4) 創作者はどこまで具現化をすべきか?という問いに対する、いま私がもっているこたえは.心地よい ところまで.である.具現化とは何をさしているかというと(そもそも)脳内 脳内という表現はしっくり来てないのだが 想像 をすこしでも 目に見える形にしたら.ということである キャリアーを何に何をえらぶか ということである どんなに抽象的であっても 目にみえる形に 形態におとした時点でそれを具現化とよぶことにする.具現化に すべき とかは本来ない気がするのだ それは.伝えたい 

        • freewriting#3:つくることについて

          (1/5) わたしはすべてはつくることだなどと言ったが ではそれはなぜなのか?どこなのか? 手をうごかしてねんどをこねるいわゆる"つくる"を言っているわけではない.価値観があり.アンチテーゼがあり.もやもやがあり.これらはすべて社会と対にされてはじめて 明確にみえるものなのだと思うが、 そういうものを 何に 具現化していくのか 私たちは考える それはものなどハードであることもあれば、ソフトであることもある。具現化の程度はグラデーションであり 具現化として 概念をおとされた そ

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          5本

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          freewriting#2:わかりやすさについて

          (1/5) わかりやすい話 いやわかりやすさへの圧を 圧? 圧というよりは賛美みたいなものがふわふわとまとわりついてくるようだ. ファストなコンテンツが好まれ「よい」とされているような でも私はおもう.ひとがしるしてきたもので 社会に対し提示されたもので、それ そのもの以上に受け手によりそえないというところまでよりそった表現が残されているのであり、その程度は提示者によってちがうとしても いや当たりまえにちがうが それ その落としどころが心地よかったのだろう だから難解などと

          freewriting#2:わかりやすさについて

          freewriting#1:YAUにて

          (↓10分) ばしょについてずっと考えている 交差点ということばはしっくりくる いまのところ しかしそもそも言葉は私にとってきゅうくつなので言語化はすきではない 瞬発力がない、正確には ことばはそれ自体がもついみが型となって周辺をそぎおとすから ただ ことばそのものはすきだ でも時間がかかる みつかるまでは あたまにうかべたい だから えや色の表現を好んでいる つまり何がいいたいかというと セルフテーマも交差点も一時的な言語化であり仮おきである 私のイメージ とくにことばは単

          freewriting#1:YAUにて

          「ここは日本の小劇場だよ」

          知人が出ている、ある演劇を観ました。 ベースはコメディだったのだけれど、作家の方の演劇への愛とそれに向き合う苦しみが、前に前に出ているようなシーンや台詞がたくさん描かれていました。 「しっかり向き合って芝居をつくろうと思ったら、1年に2本が限度だよ」 「ブロードウェイの作家は3年に1本だ」 「ここは日本の小劇場だよ 休んでいる時間なんてない」 うろ覚えですが、こんな台詞がありました。 とても悔しいと思いました。 日本の劇作家は、とにかく速く、生み出さないといけない。

          「ここは日本の小劇場だよ」

          曖昧さへのこだわりは何か Thinking about my dream of "borderless"

          とにかく、私を取り囲んでいるすべてのものごとがひとつの世界にあるように見えるのだが、誰かは私を境界にいる人間という。境界をまたいでいることに価値があるのだと。事実、いま、ここでは価値があるのかもしれない。しかし、そうであるなら、私はそんな自分の価値なぞなくなるような、境界のない世界が理想なのである。 では、そこから私を取りのぞいてちょっと上からの景色を眺めようとすると、確かに世界はパキパキと分割されているようだ。学問も、ビジネスも、芸術でさえも日々、誰かがさらに"自分の専門

          曖昧さへのこだわりは何か Thinking about my dream of "borderless"

          時間を生み出します

          あー。なんでなのか。いつもいつも。 困りますよー。 今日の朝、仕事で向かう場所がいつもと違ったので、家から歩いて15分の最寄駅ではなくて、家からチャリで20分の2番目か3番目に近い駅を使ったんです。 チャリを、有料の駐輪場に置きますね。 今日の夜、ゼミの友人とかと会っていたので遅くなってしまって、朝使った駅まで行くにはまわり道で終電がなかったので、とりあえず最寄駅で降りました。 30〜40分、朝使った駅の駐輪場まで歩きました。財布がない。 財布がないよー。 いつ

          時間を生み出します

          それっぽいものを新しくつくるな

          なぜ国立市には音楽がうまれるのだろう? 2018年3月に『Play me, I'm yours』というプロジェクトでストリートピアノが街中にあらわれた。2週間と短い期間だったこともあってか、当時は「ピアノ増えたな」ぐらいにしか思っていなかった。 2.3年前に三角屋根の旧国立駅舎が再建されて、ピアノが置かれている。とくに休日は、いろんな人が弾いている。それだけではなく、クリスマスにはサンタ帽のブラスバンドが、春には夜桜の下のブラスバンドがあらわれる。 いやいや、そんなもん

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          おもしろがる、ということについて

          演出家の鴻上尚史さんが、「笑いは構図がズレる時に起こる」みたいなことを言っていた。つまり、あることについての知性を前提にしていると。ただし、それははじめて出会うズレであると。 わたしは真空ジェシカのネタが大好きで、彼らのネタはまさにその笑い。知っていれば笑える。ついでに、わからないボケが出てきたら、それを面白がりたくて、知りたくなる。 さらに脱線させてもらうと、ボケには2パターンあるのでは?1つは低俗なボケ。知性がないこと、つまりズレたほうの構図を知らない人にウケる。もう

          おもしろがる、ということについて

          俵屋旅館の備忘録

          俵屋旅館は、事実として、私がいままで泊まった宿で、いちばん"値段が高かった"。 わたしはビジネスにおいても価値をかならずしも即時的にお金で変換することを嫌っているが(※大事な注1)、仮にそれが宿の場合には質の高さだとして、質が高いってなんだと考えた色々をここでのテーマとしたい! ※大事な注1:お金は価値を保存するシステムであって、値段はその定量的評価なので、革新的なインフラであることも分かっている。嫌うのが自分の首を絞めているのも分かっていながら、心から分かるまではあえて

          俵屋旅館の備忘録

          デザインのことをなぐり書きしておく

          私がこんなにこだわってるデザインってなんなのかを、ずっと考えてる。 ちょっとずつ見えてきて、あ〜これだ!っていうのをとっておきたい、というところまできた。私は習慣というのが苦手なので、こういうふうに言葉におこしたくなったり、写真を撮っちゃったり、絵を描きたくなったりするのは、まさにとっておきたい!という衝動から。 ※ついでに、いま気づいたけど、私が忘れたくない「遊び心」ってのはこのことだな こういうのを気ままに表現するのが"趣味"だとしたら、価値を生みだすデザインの"仕

          デザインのことをなぐり書きしておく

          当事者じゃなかった....【invisible women】

          存在しない女たち-男性優位の世界にひそむ見せかけのファクトを暴く-/キャロライン・クリアド=ペレス 反フェミニストだったんです、私。そこまで言うほどじゃないよ、いささか過激すぎやしないかあって思ってたんです。 こういう私みたいなやつが、隠れたリスクだったんです。どちゃくそ反省しました。それが1番の学び。 何が隠れたリスクだったかというと、自分の生きてきた環境は男女とか考えなくてよかった。そこでつくられてきた私の価値観は「男か女か、それ以外かも個性のひとつ」。人と接したり

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          つまり結婚って何なのって話【イエスと言え/東のボルゾイ】

          こんにちは。演劇ラブプロジェクトです。 東のボルゾイ『イエスと言え』 "結婚"がテーマ。この時代に結婚ってどういう意味をもっているのか。 同性婚が認められないのであれば、結婚はヘテロの特権? つまるところ、結婚することはセクシュアリティの多様性を認知しない国の制度への迎合? じゃあ結局、政府にとって結婚は子孫繁栄のためのものってこと? みたいな冒頭の問題提起。 そういうことを考えて立ち止まる人たちに必要なのは、神、エゴ、バカ(許し)............かもし

          つまり結婚って何なのって話【イエスと言え/東のボルゾイ】

          不安だから書く

          わたしはいま....不安だ! なんだかね、最近人々の作品(演劇、本、論文などなど)をたくさん食い散らかしているのだけど、脳みそというか身体のなかにただただ溜まっていくのがとてつもなく不安。 だから、書こうと思って。役に立つなんてことはないだろうけど、自分のためにネ。振り返って、同じテーマについてこんなこと感じたんだなあとか、テーマの変遷とかをたどれるように。 全部については書けないけど、考えってどこかで繋がって生まれるんだと思う。 書くね〜!では。

          不安だから書く