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食べたら死ぬかもれないが、それでも好きなものは食べたい。

今、このチョコレートを食べれば、
死んでしまうかもしれない。

店に並ぶ買う予定もないバレンタイン用のチョコレートを眺めているだけなのに、
このような恐怖が襲ってくる。

(最初に言っておくが、
これは「甘いものは体に悪い」的な文章ではない)

今日は、
私の中にある「恐怖心」について話そうと思う。


世の中には情報が溢れすぎていて、
時に戸惑いを覚えてしまうことがある。

何が体に悪くて、
何が健康に良くて、

これを食べればあれを予防できて、とか。

科学が発展して、分からなかったことが明らかになり、人々にとって役に立つ情報を発信するツールも沢山ある。

私はこれで神経質になりすぎてしまったようだ。

体の不調があれば、
あなたは重篤な病気だと言われているような気がするし、

今食べたものが病気の原因になるという情報を見たら、食べたことを後悔してしまう。

こうやって、不安な気持ちが続いた時に限って風邪をひき、また不安が大きくなる。


だからといって、食べないわけではない。

やはり食べたいものは食べたいのだ。
美味しいものは食べたいのだ。

食べて後悔する時だってある。
「食べてしまった、将来の体が心配」って

それでも好きなものは食べてしまうのだ。

好きなものは、恐怖心に勝つ。
その好きなものが自分を殺してしまうかもしれないけど。

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