14歳、「思い描いた未来」を思い描いたようにしようと努力した。
10年前に思い描いていた24歳の姿。
残念ながら、その想像していた姿と今は、
まるで違うということを、当時の自分に謝りたい。
14歳の自分は、何にでもなれると思っていた。
勉強すれば行きたい大学には受かるし、
抱いた夢は当たり前のように叶うし、
1人暮らしして自立した生活をしていると。
「実は何ひとつ達成できてないんだ」と、
ナイーブで繊細だったあの頃の自分に言えば、
涙を流しただろうか。
これは自分の完全な主観だが、
私の周りの人は全員、
その人達が描いた未来を達成できているように感じる。
同級生と同じように24歳にはなれたが、
その24歳というゴールテープから私1人だけ少しズレたところにゴールしてしまったような気分だ。
こんな私が、1つ言いたいのは、
「何にでもなれるんだ」という、
当時の思いから生まれた数々の経験を、
これからの未来の糧にしていきたいということ。
私は、思い描いた未来を思い描いたようにしようと努力した。
結局、納得のいく結果にはならなかったけど、
その経験がいつか・誰か・何かに活きると、
今は信じて生きていくしかない。
これが24歳、
今の目標、
みたいなものかもしれない。
将来、
14歳の自分が想像した未来のおかげで今があるんだと言えるような未来が待っていると信じて。
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