【270】🇫🇮フィンランドにある日本の家Japanitaloに行ってきた。

Ranuaという、Rovaniemiから車で1時間半くらいのところにあるJapanitaloという日本のお家へ行ってきました。

パン教室で知り合ったPirjoとその旦那さんHeikkiがなんと、連れて行ってくれました。犬のRemuも一緒。

Japanitaloの周りは本当に何もない。森。
そして突然現れるんです。

入場料10€

なんと、12月にユバスキュラのハンドメイド美術館で見た展示がここにありました！！
なんという偶然！
家を管理しているTuijaさんに聞いてみたら、やはりそうだった。

Tuijaさんは日本語をとても上手に話していました。
そして、家のことや日本の文化について説明してくれました。

私も知らないことがいくつもあって、異国の地で日本のことをもって知ることができるなんて面白い経験。
Tuijaさんは12年間日本に住んでいたそう。
そして弘前大学で日本文学について研究していたとか。

このJapanitaloはRanuaが青森県の岩崎村と友好都市関係を結んだことがはじまりだったという。
Ranuaが土地を提供し、岩崎村が建設をしたという。
家の材料や机などは日本から送られてきたもの。

今は週に数回しか開いていないので、行く前にメールか電話で問い合わせが必要です。

そして6/15に25周年イベントがあるそうです。
書道のライブパフォーマンスや展示があるらしい！
すごく行きたかったけど、帰国だ泣

そしてPirjoとHeikkiが絵本をプレゼントしてくれました。
この絵本は日本人のテキスタイルデザイナー島塚絵里さんが描いたもの。
実はフィンランドに来る前、去年の6月に東京であった島塚さんのポップアップイベントに参加したのです。
だから、フィンランドでまた出会えて、びっくり。
そしてそれをここで出会った素敵な人にプレゼントしてもらえることが嬉しくて嬉しくて。

そしてもう一冊、イルマリキアントの日本語訳した本はTuijaさんがプレゼントしてくださりました。

フィンランドではとても有名な古典文学だそう。

気づけばJapanitaloに3時間もいました笑
親切にガイドしてくださったTuijaさんに感謝です。

帰りにお昼ご飯休憩も兼ねて、ネイチャートレイルへ。
Auttioköngösと呼ばれるここには、凄い勢いの滝が。
雪が溶けて、水が増えているからだという。

左側は犬用🐕

昔は丸太を北から南へ運ぶのに、川の流れを利用していたという。uittoというもので、今はもう見ることができない。
ここはそのために使われていた場所。

サーモンスープを食べて、食後のコーヒーを飲んでから、
PirjoとHeikki、ワンと少し散歩をしました。

そして車でお家まで送ってくれました。
本当に素敵な出会いだった。
まさかのパン教室をきっかけにこんなに親しくなれるとは思ってもいなかった。

帰り際に手紙を渡しました。
そして、
「夢を諦めないで、またフィンランドで会おう」
と言ってくれました。
ありがとう、本当に楽しかった。

翌日にロバニエミを出るので、部屋の片付けも大詰め。
友達と夕方から近くのハイキングコースに行こう〜と言っていたので、片付けを頑張りました。

友達がトナカイの肉のソーセージを持ってきてくれました。
初めて食べたけど美味しくてびっくり。
臭みも全然なかった。

なんと8kmも歩いたらしい。Ounasvaaraは行くまでが長いのよ。
でも友達と話していたらあっという間に家に着いていました。
今日も朝から晩まで盛りだくさん、最後まで楽しみきった。