性善説の欧州人、性悪説の日本人
ガソリンスタンドの例。
ヨーロッパでは、給油してから、レジで番号を伝えて支払う。
(カメラはあるので、払わないとバレるとは思われる)
日本だと、交通系カードなどで払う時には何千円か分が先に引かれて、後で給油量に応じて返金される。
高速道路の例。
ヨーロッパでは、有料区間の多くはヴィニエットと呼ばれる利用権を国境のお店やネットで買う。
ステッカータイプの国では、警察に止められない限り無料で走ることも可能。
(ナンバー登録タイプは読み取りの機械があるので、ただ乗りはできない)
日本だと、料金所があるので、逃れようがない。
電車の例。
ヨーロッパでは駅や車内に券売機がある。
改札はほとんどの国でないので、検札が来なければただ乗りができる。
日本だと、改札があるので、キセルとかしない限り逃れようがない。
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何が言いたいのかというと、ステレオタイプかもしれないが、一般論的に日本人の方が真面目で、ズルをする人は少ないように思える。
なのに、料金支払いの面で、利用者の良心に委ねられていることが多く感じる。
ナンバーを読み取っているから、と言っても隠されたら追えないし。
実際どのくらいの人がきちんと払っているかはわからない。
でも日本は信用しない。
それ故に、改札を作ったり、漏れなく徴収する仕組みを作っている。
技術革新には繋がっているのかもしれない。
一方で余計な時間と手間、場所を取っているようにも感じる。
日本で同じようにしたらどうなるだろう。
きっとヨーロッパ以上にきちんと払うと思う。
(もちろん、ヨーロッパの人もきちんと払ってるとは思っている)
高速も走りやすくなって、旅行もしやすくなるだろうに。
日本は性悪説なのかもしれない。
の割にトイレは無料で開放していたりする。
ヨーロッパはトイレにだけは厳しい。
なんともちぐはぐな感じである。
歴史的な背景でもあるんだろうか。
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