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推しが名前を付けてくれて幸せな話②

続き。


推しが名前を付けてくれた


何度目かの対面ペンサ。
相変わらず席運のなさを発揮して一番後ろの列だった。

その日、初めてペンサテムで羽織物を用意していた。
ドレスコードがあったので、着てくれるのかわからなくて、
「今日これ大丈夫?着てくれる?」と聞いたらOK!と言って受け取ってくれた。

「写真アカウントを作ったんだけど、アカウント名を決めてくれる?」
と結構図々しいお願いをした。

(韓国語)今はなんてアカウント名?

と聞いてきた。
「○○だよ」と言ったらわからなかったようで、ペンを差し出されてサイン用紙に書くように促された。
そこにアカウント名を書くと「あー」と言っていたが知っていたのかはわからなかった。
そのあとすぐに

<アカウント名>!!

と答えてくれた。
私からペンを取ると、サイン用紙に書いてくれた。

文字の中に略語が入っていて、少し???となっていたら詳しく説明をしてくれた。

推しに関係するとても素敵な名前をくれて、本当に嬉しかった。
こんな即答されるとは思っていなかったので、だれかファンに聞かれたときに備えて考えてあったのかな?と思うと推しがすごく愛おしくなった。

「写真をアップするね!」と伝えると、

(韓国語)約束!

と言いながら、推しが小指を出してきた。
韓国式の指切りをしてとても幸せな気持ちになった。

撮影タイムに入ると、ほかの人のテムを次々身に着けていった。
すると私の渡した服に腕を通してくれた。
相変わらず私のカメラは見ないけれどほかの人のカメラにポーズをしている。
着たまま曲に入った。
こんなに長い時間着てくれるとは思わず、とてもびっくりした。
曲の間も一切私の方を見てくれなかったけど、
あの時は着てくれた事実にすごく喜んでいた気がする。


ペンサの後、推しがくれたアカウント名に変えた。

写真をアップすることにとてもプレッシャーを感じたけど、二人だけの出来事はこれが初めてだったので本当に幸せを感じた。

一部の友達にしか話していないが、これからもこの名前とこのアカウントを大切にしていきたい。

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