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撮影の合間に:初撮影

この時期になるとやっぱり色々思い出すんですよね。
夏から秋という季節はホントに物事がよく動く。
ニューハーフヘルスのママに出会ったのは夏、撮影が決まったのも夏。そして初撮影が秋ごろ。

そんな撮影の時のこともつらつらと思い出してみようかなと、筆もといキーボードを取りました。

夏の時点で撮影が決まり、秋頃を持って移籍予定。
移籍直後からAV女優という看板で売り込む作戦でした。
曰く、所属嬢全員女優を目指す、というコンセプトですでに所属してた人たちも、後から来た人たちも皆ビデオデビューはしてましたね。

そんな私のデビュー作は都内某所のホテルの一室で行われました。
嫌悪感などもなく、むしろこれから経験したことがないことが目白押しという、好奇心と期待で胸がいっぱいだったことを思えています。
プロのメイクさんに髪とメイクを整えてもらい、いよいよ始まるのかと緊張もそこそこに撮影が始まる。
実を言えばこの撮影、ひいては後の撮影まで私は男性との性行為というものを本格的にしたことがアリませんでした。
より正確に言うなら本番行為が、というやつですが。

そんな状態でカメラの前で、となって緊張しないわけがありません。
緊張のせいか集中力も続かず、気分も盛り上がらず、どうしたものかと男優さんに抱かれながら困っていたのは覚えています。
あと、激しいキスでメイク落ちたらやだなぁ、とかw
そんなアンニュイな雰囲気を察してか、監督さん自身が男優さんに変わって仕切り直し。
なんとか最後まで撮影を終えることが出来ました。

思い出してみても、なかなか細かいところが記憶から飛んでる…
思い返せばやっぱり緊張してたのかな?
いや、舞い上がって浮かれてたせいかも?
合間の食事の時に色々注文つけて、撮影に同行してたママに「調子に乗るな」と釘さされましたからね…

まぁ、自分にとっての色々な意味での初体験と非日常でとても楽しかったですね。
これ以降も何度か撮影を経験するわけですが、この現場の空気と非日常と特別感、そして自分自身が何かしら昇華されるような高揚感はとても好きでした。
特に普段は着ないような衣装、シチュエーション、セットなどは今思い出してもワクワクします。

ちなみにこの撮影の行く末はRADIX レイディックス様から
『初嬢 《ニューハーフ》 真央&舞』として発売されました。
探してみたんですけど配信系では出て無いみたいなんで、見てみたい人はレンタル店か中古販売で探すしか無いですねぇ。

修正要らずな爽やかパッケージ。
この撮影のちょっと前に海水浴に行ってガッツリ日焼けしたので、この頃はちょっと黒ギャル風ですw

これ以降の撮影の様子もちらほら書き綴っていくと思うんで今後もよろしくです。

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