見出し画像

「今ここ瞬間」を生き抜くことができる場を僕は創る。

ファシリテーター養成講座RaiseyourFlagのD日程第5回目を終え、RaiseyourFlagの3期は早くも折り返しを迎えています。

RaiseyourFlagではファシリテーションを場づくりと定義しています。
その中で受講生の1人がワークショップの実践として行ってくれたのが
「My Favorite World~自分の理想の世界を創る~」でした。

このワークショップの中で
ファシリテーターとしてどんな場を創りたいですか?
という問いを投げてもらいました。

第4回実践 資料✨_210214

RaiseyourFlagではコーディネーターとして働いている僕もみんなと同じようにワークショップを受けるので、この時間で考えて考えて30分のワークショップで自分の言葉をさらに鮮明にすることができました。
ファシリテーターとして場を創ってくれたえりありがとう!!


及川真央が一体どんな場を創りたいか?という事を記録します。
答えから入ります。

「今ここ瞬間を生き抜き輝くことができる場」

僕はRaiseyourFlagを通じて、阿賀黎明高校魅力化PJを通じて、ファシリテーションの現場を通じて「今ここ瞬間を生き抜き輝くことができる場を創りたい」です。

この言葉自体は実は1月中旬あたりに考えました。
実はそれまでは「どんな環境でも自分らしい価値軸を選択・探究できる場を創る。」でした。この言葉は僕が仕事をするときのvisionでもありました。

新潟に移住して1年半が経ちますが、ずっと変わらなかった言葉を変える決断をしました。変わったのにはきっかけがあります。

1月中旬、仲の良い遠く離れた町に住む高校生から連絡がありました。
そのとき僕は悲しい事実を知ることになります。
「○○が亡くなった」

○○は行動力の塊のような高校生でした。僕も何度かお話したことがありますがその明るさと行動力は本当に素敵で、この人にはきっと自分なりの想いをもって社会を輝く未来へ導ける人になると思っていた。

思っていたんです。でも亡くなったんです。
社会人になって、高校生と関わるようになって、彼ら彼女らの未来を願うようになって、初めて失いました。

決して近しい存在ではありません。でも心が痛くて痛くて仕方なかったです。

僕は今まで彼ら彼女らの未来を考えていた。彼らが自分自身で未来を切り拓けるように。彼女らがたくさんの選択肢を自分で発見し、自分で究められるように。

でも、人はいつ死ぬかわからない。今日の命が明日あるかはわからない。
だからこそ未来ではなくて今を創っていく必要があります。

例え明日という時間が訪れなかったとしても「生き抜いたぞ!輝いたぞ!」といえる時間を命ある今この瞬間この場所に創りたい。

そのためにファシリテーターとして場をつくり生きています。
そう心に決めて生きることが、○○が僕の中で生き続けることにもつながるような気がしています。

ファシリテーターとして何ができるか?

①僕自身が全力で生きること
まずは僕自身が全力で毎日を生きます。
「ファシリテーターの心が場を創る」とよく言います。
創りたい場所があればまずはファシリテーターが心をもって望むこと
僕が今ここ瞬間を生き抜く人生を体現していきます。

②みんなにとっての衝動を一緒に探すこと
「衝動」とは何かについてはこのnoteを読んでもらえたらと思います。

1人1人の「衝動」に耳を傾けること。
ワークショップ・ゲストを呼んだモデレーター・1対1でのコーチング的対話などそういった内省と対話を繰り返し行うことで主観と客観を相互に行き来し自分の中の衝動を見つけられるように仕掛けていきます。

③衝動を表現できる空気を創ること
自分の「衝動」を見つけることはできてもそれを表現していい安全性が担保されている場をつくる必要があります。心理的安全性をキーワードに日常のコミュニケーションデザインをしていきます。

④全力を注げる機会を創ること
その人にとっての全力を注げる機会はその場所にあるとは限りません。僕はコーディネーターとして1人1人がその人にあった全力を注げる場へ繋ぐ、もしくは創ります。

⑤応援し合える関係作りをすること
コミュニティメンバーそれぞれがお互いを承認してそれぞれの強みを生かして応援し、愛を送り合う文化をチームビルディングやコミュニケーションデザインや組織作りの知識を活かして醸成していきます。

⑥未来を描くこと
「今ここ瞬間」の輝きから未来をどう描くかを一緒にやっていく。リフレクションを通じて言語化を進めていき、どうありたいのか?どういう社会を創りたいか?の問いを置き続ける。

具体的なものというより抽象化させておいて
あとは実際寄り添っていく人から具体へ落とし込んでいきます。

何よりも僕が全力で学んで全力で人生を生き抜いていく。
大好きなバンド幸あれの「人生最後の日」

この歌は、「今この体を離れていくあなた振返ってどうだった?」
つまり死が訪れたとき、人生を振り返って「どうだった?」と問いかける部分があります。

この問いかけに胸を張ってこたえられるそんな人生を全力で走って、全力で場を創っていきます。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?