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暴飲暴食のお供「サプリメンテーション②アスタキサンチン」

アスタキサンチン

アスタキサンチンとはサーモンやザリガニの様に赤やピンクがかった生体に含まれる色素物質(カロテノイド)の一つです。

アスタキサンチンは細胞の糖の取り込みを担うGLUT4(glucose transporter type 4)を増加させます。暴飲暴食ということは通常の食生活以上に糖質を摂ってしまっているでしょうから、グルコースの細胞への取り込みは増強するべきなのです。

また、アスタキサンチンはPGC1α(Peroxisome proliferator-activated receptor gamma coactivator 1-alpha )というタンパク質を活性化させ、その結果として脂肪の利用も高めてくれます。糖質同様脂質の摂取も過多になってしまいがちなのが暴飲暴食です。糖質だけでなく、脂質異常のダメージ回避も考えなくてはなりません。
さらにアスタキサンチンにはアディポネクチンを増加させる効果もあるようです。アディポネクチンの増加はβ酸化、つまりは脂肪代謝の向上や中性脂肪の低下、LDLコレステロールの低下、インスリン感受性の増加などが期待できます。
もう一つ、
暴飲暴食で考えられるダメージとは酸化ストレスです。たくさんのものを代謝しなければなりませんから、フリーラジカルも大量に発生します。フリーラジカルは細胞膜を壊し、DNAを損傷させる危険性があります。だからこそ「抗酸化作用」のあるものでカウンターをしなければなりません。アスタキサンチンは抗酸化物質でもあります。その抗酸化作用はビタミンCの6000倍とも言われています。

まとめると、アスタキサンチンは糖の取り込みを高めると同時に脂肪の代謝能力向上、強力な抗酸化作用が期待できる。食べすぎのお供にサプリメントとして摂取すると良いでしょう!



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