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卵黄は脳に良い。「コリン」で脳力アップ!!

卵黄にはコリンという栄養素が含まれています。コリンとは水溶性のビタミン様物質です。動植物において重要な栄養素であり、人間においても脳や細胞膜のために必要不可欠な栄養素です。

コリンは私たちの体で(肝臓で)少量しか合成されません。ということは食材やサプリメントから補う必要があります。

コリンは
脳機能や、肝臓での解毒機能、筋収縮、アセチルコリン(神経伝達物質)、細胞膜のリン脂質の合成(フォスフォチジルコリンとスフィングミエリン)等において必要な成分です。人間にとってとても大切ということ。

フォスフォチジルコリン
私たちの身体の細胞膜の主成分です。細胞膜が正常に構成されなければDNAが外部から酸化ダメージを受けやすくなったり、情報や栄養の伝達がうまくいかなかったりします。

スフィングミエリンとは
脳の神経細胞軸索を囲むミエリンの主成分であり、ミエリンとは情報(信号)を素早く伝達するための絶縁体です。そのためミエリン形成を損なうことは中枢神経系の損壊であり、脳や身体活動のパフォーマンスを落とす原因でもあるのです。

コリンは脳でのDNAメチル化にも関わっています。DNAメチル化によって脳の遺伝情報に後天的に入ってきたウイルスや、有害な遺伝子の発現を抑制します。それにより脳は長く健康を保ち、記憶力や認識脳力、学習能力などが維持向上されるのです。
このことからもコリンは脳にとって重要な栄養素であることがわかります。

卵を全く食べないという方は嫌いじゃなければ食生活に取り入れてみてはいかがでしょうか!卵が食べられない方はサプリメントで補うのも良いでしょう!



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