冬の風物詩、John Lewisの新作クリスマスCMがリリース
このCMがリリースされると冬の訪れを感じますね。毎年恒例、イギリスのデパートJohn LewisのクリスマスCMの今年版、#ExcitableEdgarがリリースされました。今年は、自身のグループのスーパーマーケット、ウェイトローズとの共同クレジット。興奮しやすいのが玉にキズのドラゴン Edgar君と親友Avaちゃんのストーリー。まずはどうぞ。
邪推は野暮ですが、スーパーのウェイトローズとの共作になったことで、"最後のシーンは食べ物で"というオーダーがあったのかも知れませんねw。去年のElton Johnを主人公にしたストーリーでプレゼントされたのは、おっきなピアノでしたからかなりのギャップです。
主人公の心の声を代弁するのに重要な役割を担っている音楽は、REOスピードワゴンの名曲"Can't Fight This Feeling"をイギリスの人気ロックバンドBastille(バスティル)がカバー。愛らしいEdgarを生み出したのは、ロンドンのCGプロダクション Untold Studios。ディレクターは、2016年の"Buster the Boxer"以来となる、BlinkProductionのDougal Wilson。
怪獣が主人公と言えば、2017年もミシェル・ゴンドリー監督で、ジョー君とモンスターMozの友情を描いた#MozTheMonsterがありました。比較してみるといかがですか?
"友情"はこのシリーズの王道テーマで、過去繰り返し描かれてきています。今年のストーリー構造は、2013年の"#The Bear & The Hare"や2014年の"#Monty The Penguin"、2015年の"#Man On the Moon"に似ています。何か友達に欠落があり、その友達にそれを埋める何かをプレゼントするという構造。
今年のCMはちょっと違って、欠点がみんなを楽しませるプレゼントになることで回収される構造が一枚上手だな〜と感じました。
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