川島如恵留さんへ最大の敬愛を込めて

川島如恵留さんを初めて認識したのは、某クイズ番組だったと記憶している。
「如恵留」と書いて「ノエル」と読み、随分と容姿が整っていて、青学出身で、宅建所持者で、ジャニーズ事務所に所属している。あまりのハイスペックさに目を疑った。
クイズでも活躍されていて、しかも、直線的でクールな第一印象とは裏腹に、笑顔が可愛らしくて、とても惹かれた。
気になって人となりを調べていくと、歌もダンスも上手、アクロバットができる、作詞作曲編曲ができる、楽器が弾ける、外国の血が入っている、筋肉がある、勤勉、手話ができる、実家が裕福など、超スペックエピソードが出てくる出てくる。フィクションのチートキャラかと見紛う程である。
余計気になって、「アイドルしている川島如恵留」を知りたくなった。
当時、既にジャニーズJr.がネットサービスに参入した後だったのもあり、YouTubeやIslandTVを観て、そして少年俱楽部も観た。
あれよあれよと川島如恵留沼に落ちていった。

初めてパフォーマンスしている川島さんを観た。気づけば、何度も見返し、他のパフォーマンスも観ていた。
曲がとんでもなく好みだったという話は一旦置くとして、川島さんのパフォーマンスに目も心も奪われた。
ダンスも歌もアクロバットも素敵で、何より華麗だった。
頭頂部に糸がついていて、それが上に引っ張られているような、ピンとした姿勢。バレエ由来だろうか、やや上重心で、地に足ついているけれど踵は浮いているような動きと立ち姿に、フワッとしたターン。ただの移動ではない移動。優しくて真っ直ぐで響く声。キラキラした目。
衣装も小道具も空気も、彼と彼を構成する要素と彼の纏うものが、一体となって舞っているような様相。

バラエティ系の動画やコメント動画も観た。
視野が広くて、ツッコミ役にまわりがちで、でも時々ボケて、素敵な言葉を使って、やはり笑顔が可愛い川島さんを見た。
想像していたより、感情が表情に出るのだと知った。喜と楽の感情が全身に表れている様を見た。感謝の言葉や誉め言葉をよく口にしているのを聞いた。ここでもやはり目がキラキラしていた。

ついに、ラジオを聞いて、ブログを読んで、Instagramを見て、雑誌をみた。
これらの媒体は、当人のパーソナルな部分が見えてしまう媒体だから、心配で、怖かった。かつて応援していた人を、この媒体きっかけで応援しなくなったことがあったから余計に。
しかし、川島さんに関しては、心配や恐怖といった感情は杞憂だった。むしろ、もっと好きになった。
きっと、とても考えて、言葉を選んで、届けてくれている。その言葉は、川島さんの心根が表れていて、説得力があって、信頼できるものだと思った。川島さんの言葉には、澱みがない。
マイナスな気持ちになった時、ブログを読めば、気分が晴れて、自己肯定感も上がる程の言葉を紡いでくれる。

格好良くて、時々可愛らしくて、あたたかくて、いつでも品を感じる人だった。

川島さんは、上品で怜悧で思慮深くて、迸る熱量を芯に湛えていて、そして、無知の知や考える葦を体現する人なのだと思う。
「川島如恵留」という軸が、心身の中心に一本通っているように思える。
きっと、「アイドル」として「是」と考える姿を表に出しているのだろう。
繊細にも見えるから、時折壊れてしまわないか心配になってしまうこともある。
それでも、全部含めて、川島さんは美しい人なのだと思っている。

そんな川島さんが好きだ。応援したいと思っている。
何より、敬仰している。
彼がジャニーズであっても、そうでなくても、きっとこの感情は変わらない。

川島如恵留さんは、私にとっては初めてできた「応援したいジャニーズ」。
川島如恵留さんは、私が初めて胸を張って「尊敬している」「憧れている」と言える人。

これからも、いつまでも応援して、敬仰しています。