アホの子
統合失調症の症状に、幻覚や妄想というのがある。
私の場合は幻聴だろうか？
それを連日、左耳を中心に聞いている。
なぜ左耳か？
そもそも私の左耳は、ほぼ聞こえない。
しかし、確かに誰かしらの話し声が聞こえる。
それ自体、不思議な事だ。
聞こえないはずの左耳から、聞こえる。
そして、左後頭部、左側頭部が痛くなる。
最近では、額のあたりまで、痛くなったり、こそばかったり…。
職場の人にも、同じ様な経験をした事がある人がいて、尚且つ服薬している様だ。
聞こえる話しの内容もかなり不思議なもので、朝から競馬場のファンファーレが鳴っている。
ヤスダ記念か？
誤解した。
タモリを名乗る人が、「仕事じゃね〜んだぞ、もっとちゃんとやれ！！」と、叫ぶ。
モリタカズヨシ・イヤーらしいが、友達の輪はいらない。
「オッパイ、大きいとか言うな！💢」と、小池栄子らしい人が吠えた。
俺の家は住宅地だが、小池栄子なんか近くにいない。
「やめろよお前、むかつくんだよ！💢」、こっちも吠えた。高嶋ちさこらしい。嫌いじゃない。
千原ジュニアらしい人が、「粗品、来い！」と誘うが、俺は粗品じゃない。
小池栄子が出ている番組で、ヨウキが、耳元でラジオがずっと鳴っていると、言っていた。
まったくその通りで、酷似している。
他人の事や趣味でない音楽を聴き続けるのは、いい気がしない。「聞こえなくしろ！！」と命令するが、
「僕では、できないと思って下さい。」と取り合わない。
僕は、「止めれると、思って下さい。」と返した。
アホな会話だ。
誰かしら、向こうの方から近づいて来たくせに、悪質な嫌がらせをし、悪趣味な映像を観せ続けて、人を困らせる。
なんでも、
「君は、本当の話しを聞いていないからだ。」と言う。
僕は、返した。
「本当の話しは、100億人いたら、100億人分の真実がある。お前らの本当の話しと違って当然で、聞かなくても生きていける。」と。
なんせ、そう言って20年。
それに、何度聞いても面白くもなく、自分に関係ない「どっちゃでもいい話。」だ。
ある時、誰かが叫んだ。
「お前らのせいになっているぞ。！！」
続けざまに、他の誰かが、
「俺は、関係ないという事にしといてくれ！！」
気持ちは分かるが、無理だろう。
挙句に、
「俺は、できん子やと、思ってくれ。」
「俺は、どないかなってると、思ってくれ。」
アホの子だ。
あほちゃうか？と言うより、アホそのものだ。
最近では、
「本当の事を教えてください。」と、逆に質問してくる。
意味がわからん。
そっちが「本当の事を知っているから教えてやる。」と言ってきたのに、今では立場が逆転している･･･。
普段、ニュースや事件を観るとたまに、コレはもしかして…
と思う事がある。
今年1月頃か、東京で、左耳を切り落とす事件があった。
私も、部屋の中で聞きなれない声や音がすると、落ち着かなくなるし、まして夜中なら、隣近所に苦情を言いに行ったこともある。
やはり、多くの人にとって、耳障りな音や声はとても不愉快なのだろう。
それで、上記のような事件になるのかもしれない。
そんな事を思い出すと、ヤツは焦った様子で、「誰から聞いたんや？、なんでそんな話しをするんや？」と聞いてきた。
「いや、ただの独り言なんだが、入って来ないでくれるか？」
ヤツは、「止めます、止めます…」と言ったようだが、未だに聞こえる。
コレらは、たぶん「テレパシー通信」に、おおいに関係していると思うが、あまり知られていないし、国としては、認めないようだ。
そして、体験しないと何の事か分かるはずもないだろう。
また、各人の聞こえ方も様々だし、必ず上記の様な症状では無いと思われる。
自分に全く関係ない人が、自分に狙いを定め、自分を操ろうとしている時もあるだろうし、そうでない時もあろう。
ただ直情的に動かずに、よく聴いて、じっくり常識的な判断をすれば、何も問題なく過ごせると思う。
なぜなら、声の主は他ならぬ、人間だからだ。
まだまだ、推測の域はでないが、専門家らしい人も存せず、分かりづらく、難しい問題だが、気をつけなければならない。
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