2020を振り返る
だいぶん涼しくなってきた。毎年、暑い日々が終わり、涼しくなると、「今年も終わりだな。アッ、と言う間だった。」と、一人しみじみ思う。
今年の夏は、例年より熱かった。
気温がか?
いや、今年の夏はいろんなことに挑戦できたという意味で、熱かった。
前職を3月に辞め、4月から別の会社に移ったが、「なんか違うんだよ。」と感じ5月末で辞め、フリーでいろんな仕事を掛け持ちして、今に至っている。
会社を辞めた理由は、特にないが、建前として、契約満了とか言っている(本当はダメなんだろうな・・・)。
そこらへんは置いといて、7月頃から、エアコンの取り付け補助や、戸建ての電気工事の見習い、太陽光発電の設置の見習い、PC設置・設定をしている。
補助・見習い?
そう、補助・見習い。
もう、子供部屋おじさんと呼ばれる年齢なのだが、なんせ今まで資格は持っていたけど、やったことない人なのだ。
いい年の中年にしてデビューしてみた。
僕より若いやつに、「ため口利くな」とか言われ、ビクつきながら仕事をする様子は、人様に見せられないし、収入も随分減って、貯えを切り崩しているし、仕事のスケジュールを組んだりするのは大変だけど・・・。
「若い奴に顎で使われるなんて、みじめだねぇ。」とか、「フリーとか言ってないで、社員になれよ。」なんて言われそうだが、僕自身は「幸せ者だ。」と思っている。
別に一人前になりたいわけではない。
ひとかどの人物になりたい訳ではない。
それなりに仕事の流れとか、しんどさとか、やってみなけりゃ分からない部分を体感したいのよ。
仕事はどれも奥深く、そんな簡単に分かる訳ではないだろうが、職人さんや大勢の人の話を聞けて、随分、収穫があった。
大きな声では言えないが、下手に一つの会社で、変に偉くなってるより、勉強できたと思っている。
さらに、難しい資格試験にも挑戦。
もう、4年前から挑戦しているが、今年が最後となりそうだ。
他にも、note でサークルに入ったり、自動売買のプログラミングをクラウドワークスでやってみたり(期間内に納品できなかったけど)
と、こんな感じで熱い夏を過ごした。
いま、涼しい風が吹く、秋。
僕の心の中も、清々しい風が吹いていて、穏やかだ。
実りの秋と言われるが、僕の人生の実りの時期はいつだろうか、そしてどんな実がなるのだろうか?