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⑨ホットペッパービューティフルの掲載をやめた理由は、りんが作ったオウンドメディアの方が集客力があったから

いつものように、ママのお店 アムールのブログを書いていたら
りんの部屋にママが入ってきました

ママ 「りんちゃん、そういえば、ホットペッパービューティフルって、いくらくらいかかるのかしら・・・」
「広告も使わないといけないって商工会の方から言われてね」

りん 「うん、じやあ調べてみるね」
「えーと、あったあった」
「んー、いろんなプランがあるけど、1か月25000円から掲載出来るみたい」
「1か月5万円とか、10万円のプランもあるのね」

ママ 「えっと、1か月25000円なら、1年間で30万円ね」
「5万円のプランだと年間60万円、10万円のプランだと年間120万円もかかるのね」
「でも、こんなに高いのね、ちょっとびっくりしちゃったわ」

りん 「うん私も初めて知ってビックリした」
「こんなに広告費をかけて、どれくらいのお客様が来るんだろうね」

ママ 「お隣の美容室さんの話では、1か月に3~4人だって言ってたわ」

りん 「4人だと25000円÷4で、一人のお客様を呼ぶのに6250円かかるのね」
「そのお客様が、リピートしてくれたらいいけど・・・」

ママ 「そうね、美容室の方の話では、1回きりで終わるお客様が多いんだって」
「クーポン目当てのお客様ばかり来られるって困っていたわ」

りん 「ふーん、それじゃあ、毎回6250円でお客様を呼んでも、1回きりだったら利益にはならないんじゃないのかな?」
「どうなんだろう、しおん先生に聞いてみようっと・・・」

翌日、学校の廊下でしおん先生と・・・

廊下でしおん先生に質問

りん 「広告を出す時、一人のお客様を呼ぶのにかけてもいい金額っていくらですか?」

しおん先生 「それはいい質問ね、ビジネスによって変わるけど、お客様の平均単価が目安になるわね」
「美容室なら、平均単価は約8000円、リラクゼーションサロンなら平均単価は約6000円くらいかなぁ」

りん 「そうなんですね、じゃあ、美容室で一人のお客様を呼ぶのに、
のに、6250円使ったら、どうですか?」

しおん先生 「そうね、そのお客様がリピートしてくれるかどうかがカギになるわね」「1回目で利益を出さなくても、2回、3回と来てくれたら、2回目以降は利益が出るから問題ないけどね」
「1回きりで終わってしまうなら、費用対効果はあまり良いとは言えないわね」

りん 「費用対効果っていうんですね、それは広告費と呼べた人数のことですよね?」

しおん先生 「そうよ、かけた広告費に対して、どれだけのお客様を集客できたか?という効果を比べるのよ」
「どうしてそんな事が気になったのかな?」

りん 「はい、実はママが、ホットペッパービューティフルに広告を出そうと考えているみたいで・・・」
「でも、お隣の美容室の方の話を聞いたら、1か月に3~4人の集客しかできないそうなんです」

しおん先生 「そうなのね、まぁ最近はホットペッパービューティフルの集客力が落ちているみたいだから、そんな人数になってるのね」
「ホットペッパービューティフルなら、いろんなプランがあるけど、5万円くらいかかるんじゃなかったかな?」

りん 「はい、25000円のプランから、5万円、10万円のプランまでありました」「ママに言われて、昨日調べたんです」
「いろんなプランがありますけど、どんな違いがあるんですか?」

しおん先生 「そうね、高くなれば、それだけ上位に表示されるし、掲載できるページも多くなるのよ」
「だから、同じエリアのお店の中で、上位に表示させようと思ったら、ライバル店よりも高いプランを選ばないといけないの」

りん 「へぇ~、ホットペッパービューティフルの中でも、上位に表示させるにはお金がかかるんですね」
「なんか、なんでもお金がかかるんですね・・・」

しおん先生 「そうね、SNSが広まってから広告業界も厳しいから、値段が高くなるばかりだからね」
「でも、りんちゃんは、オウンドメディアを構築していたんじゃなかった? ブログもホームページも作ったじゃない」
「そこから集客できてないのかなぁ?」

りん 「はい、それが、どうなのか解らないんです」
「アクセスは増えていますけど、実際にママのお店にお客様が増えているのか・・・」
「どうやって調べればいいでしょうか?」

しおん先生 「そうね、それなら、お母さまに聞いてもらえば解るわよ」
「新規のお客様には最初にヒアリングをするっておっしゃってたから」
「ヒアリングの時に、どうしてお店を知って頂きましたか?ってお客様に聞けば解るよわ」

りん 「そっか、じゃあ、ママに言ってみます」

家に帰ったりんは、早速ママに話をしました

オウンドメディアの効果を調べるために

りん 「ねぇ ママ 新規のお客様が来たらね」
「どうやってアムールを知ったのか聞いて欲しいの?」
「ブログとかホームページを見て来てくれたなら、私のモチベーションも上がるんだよね」

ママ 「そうね、何を見て頂いたのかを聞けばいいのね」「解ったわ」

りん 「もしさぁ、ブログとかホームページを見て来てくれたのなら、ホットペッパービューティフルよりも凄いでしょ」
「あ~、楽しみだなぁ」

ママ 「そうね、そういえば、明日、新規のお客様の予約があるから、早速聞いてみるね」

りん 「うん、ホットペッパービューティフルなら25000円もかかるけど、オウンドメディアは無料だから、そこから集客できたらすごくない?」
「なんか、わくわくしてきたぁ、今日もブログ書いてこようっと・・・」


カタカタ・・・カタカタ・・・ブログを更新するりん・・・

りん 「よし、今日もブログをアップしたぞ!」
「えーと、アクセスは増えてるかなぁ・・・」

「えー、凄い!」「今週から急にアクセスが増えてるう・・・」
「420PVだって・・・凄い!」
「先週までは50PVも行ってないのに・・・」
「やっぱり続けてきた甲斐があったなぁ・・・」

次の日・・・ママから嬉しいラインが届く

ママからのライン 「りんちゃん、昨日言ってた新規のお客様だけどね」
「今日ヒアリングの時に聞いたら、ブログもホームページも見てくれたんだって!」
「ママも嬉しくなっちゃってね、娘がブログもホームページも作ってくれたんですって言っちゃった」

りんのライン 「嬉しい!」「初めてりんが集めたお客様だぁ」「やったー」「しおん先生にも報告して来るね」

しおん先生を見つけて報告するりん

りん 「しおん先生、ママのお店のお客様を集客できたの!」
「今日、、新規のお客様が来店されて、ママが聞いたら、ブログもホームページも見てくれたんだって」
「私・・・嬉しくて嬉しくて・・・泣きそう・・・」

しおん先生 「あら、良かったわね、りんちゃん」「ママもきっと喜んでるわね」「よく続けてきたね、えらいえらい」

りん 「うん、先生 有難うございます」「一条さんにも報告します」
「なんか・・・マーケティングなんて解らなかったけど、集客でたんですね、私にも・・・」

しおん先生 「そうよ、りんちゃんが集客したのよ、凄いわね」
「もう少しで、一人前のコンサルタントになれるわね」

りん 「えー、私がコンサルタントですかぁ・・・」
「まぁ、なれたらかなり嬉しいですけど・・・まだ高校生ですから・・・」

しおん先生 「高校生でも、集客出来るようになったら立派なコンサルタントよ」
「マーケティングを使って集客して、そのお客様にリピーターになって頂ければ、リラクゼーションサロンビジネスは成長するんだからね」
「立派なものよ、りんちゃん!」

りん 「はい・・・私・・・嬉しいです」




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