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⑥ホームページの「お客様の声」のページを作るコツ~ヤラセレビューは絶対ダメ

今日もパソコン室でホームページを作り込んで行いくりん

その前に、しおん先生から潰れたお店の話を聞かされる・・・


【ヤラセレビューで潰れたお店の話】

しおん先生 「じゃあ、今日もホームページを作り込んでいきましょう」
「あっ、その前に、ちょっと聞いておいて欲しい話があるの・・・」

りん 「はい、何ですか?」

しおん先生 「ホームページの中に、お客様の声というページを作るんだけど、そのお客様の声のページを偽造したお店が潰れた話をしておきますね」

りん 「え~、怖いですぅ・・・」「ホームページが原因でお店が潰れるなんて・・・」

しおん先生 「まあ、普通にしてたら大丈夫だけどね、嘘をついたらばれるって話なの」
「これは飲食店の話だけどね、大阪市のある居酒屋のホームページに芸能人を装ったレビューが書かれたことがあったの」

「その芸能人っていうのがね、グルメで有名な人だったから、そのお店は一気に有名になったのよ」

りん 「その芸能人は本当は来ていなかったんですか?」

しおん先生 「そうなの、一回も行ったことが無いお店だったそうよ」
「サービスも丁寧で、料理もとても美味しいというレビューを書いていたから、友達に連れて行って欲しいと頼まれて・・・」「えっ、そんな店は行ったことが無いよ、という話になって・・・嘘をついていたのがバレたの」
「ホームページには、偽造したサインも掲載してあったそうなのよね、かなり悪質ね」

りん 「へぇ~、確かに、グルメで有名な芸能人が褒めていたら、そのお店に行きたいって思いますよね」
「あっ、そうか・・・行ってみたいって思ってもらうホームページにしようとして、嘘の芸能人のレビューを考えたんだ!しかもサインまで偽造して・・・」

しおん先生 「どうやらそのようね、この前りんちゃんと話をしていたでしょ、行ってみたい♪って思ってもらえる写真を使うとかね」
「それを偽造して、嘘をついたもんだから、バレてしまって、結局お客さんにも見放されてしまって、潰れてしまったという話なの」

りん 「ふーん、なんか気持ちは解りますけど、嘘はダメですよね」

しおん先生 「そうね、今の時代、消費者はレビューを参考にして商品を買うから、嘘のレビューとかヤラセのレビューは見分けられるんだよね」
「先生も、Amazonで欲しいモノを買う時、レビューを参考にしてるけど、あからさまにヤラセでしょ、っていうレビューは解るもんね」

りん 「うんうん、解ります」「食べログのレビューでも、星が5つばかりのお店はヤラセだよって友達が言ってました。」
「レビューが本物かどうかなんて、みんな解ってますよね」

【本物のレビューでも嘘に見えてしまうことがあるから注意】

しおん先生 「そうね、今は消費者の方がレビューに対して敏感だから、お店側は気を付けないと、本物でもヤラセだと思われることもあるからね」

りん 「へぇ、そんな事ってあるんですか?」

しおん先生 「そうね、例えば、どこのお店でも常連さんって居るでしょ、その常連さんにレビューを書いて欲しいとお願いするのは悪いことじゃないけどね・・・」
「常連さんって、お店を応援する気持ちが強いから、つい良いことばかり書いてしまって、ヤラセに見えてしまうことがあるのよ、悪意は無いんだけどね・・・」

りん 「あぁ、私も書いたことがあります、友達のお母さんの美容室のレビューで、星5つにして、皆さんもぜひ来てくださいって書いたら、なんか噓っぽいなぁって思ったことがあって、書き直したことがあります」

しおん先生 「うん、それは正しい判断でしたね、最近のレビューはとても厳しいから、その時に書き直ししないと、後で消したり修正したりすことは出来ないからね」「そのお店を応援したい気持ちが強いほど、ヤラセっぽいレビューになるから注意しないといけないのよね」

常連さんのレビューも注意

りん 「はい、よく解ります」「でも‥先生・・どうすれば本当のレビューだと信じてもらえるんですか?」「何か審査とかあるんでしょうか?」

しおん先生 「そうね、食べログやGoogleマイビジネスなどのサイトでは、レビューを書いた人の審査もしているから、その人が他のお店で書いたレビューも見られるようになってるわね」「そうすることで、ヤラセじゃない人が書いたレビューだと解るようになっているんだよね」

りん 「ん~、じゃあ、アムールのホームページなら、どうすればいいですか?」「ヤラセっぽく見えない工夫とかありますか?」

しおん先生 「個人のホームページに掲載時は、そのレビューを書いてくれたお客様とのツーショット写真を載せるといいよって一条さんが言ってたわね」「そうだ、一条さんが作ったホームページを見てみましょう」

りん 「わーい、一条さんが作ったホームページ、楽しみぃ・・・」

しおん先生 「このお店のホームページは一条さんが作ったホームページね」「ほら、お客様の声のページ、全部がツーショット写真と書いてもらった手書きの文章でしょ」

りん 「ほんとだぁ、これなら本物だって解りますね、お客様の顔も出てるし、嘘はつけませんね」「やっぱり一条さんって凄いんだなぁ・・・尊敬しちゃいます」

しおん先生 「そうね、手書きの文とツーショット写真の二つがあれば、本物だとはっきり解るよね」

りん 「でもね、先生、お客様が写真は嫌だって言ったらどうするんですか?」

しおん先生 「そうねいい質問ね、そんな時の為にツーショット写真にしてるのよ、一人で撮るのは嫌だけど、一緒に撮るならいいですよ、って言ってくれるお客様は多いの」「どうしても嫌だっておっしゃる時は、仕方なく諦めることね、お客様の気持ちが第一だからね」

りん 「そうですね、解りました」「恥ずかしいっていう人も居ますもんね」


お客様の声は日ごろからコツコツ集めておくことが大切です

ホームページを一気に作ろうと考えてしまうと、つい嘘のレビューを書きたくなってしまうのが人間の性ですが、そんな嘘はすぐにバレますから絶対にやめましょう。

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