リラクゼーションサロン経営～⑫お客様に信頼されるサロンとは？
ライバルとの差別化という記事で
ホットペッパービューティーなどのサイトに掲載するのではなく
自分の素直な言葉を使って
自店のブログやホームページで情報発信することが大切だという話をしました。
ただ単に目立てばいいのではなく
信用してもらわないと来店に繋がらない！
「なんか良さそう」「行ってみたい」
と思ってもらわないと意味が無い！
じゃあ、お客様に信用してもらえるサロンとはどういう事なのか？
という話をしたいと思います。
お客様に信用されるサロンとは？
一般的に、人が人を信用する時ってどんな時だと思いますか？
ちょっと考えてみて欲しいです。
例えば、「クレジットカード」の「クレジット」は信用を意味します
カード利用代金の支払いが遅延することなく支払われていたら
その人の「クレジット」＝「信用」は蓄積されていきますから
金融業界では、実績が「信用」とされています。
リラクゼーションサロンで例えるなら
そのサロンの経歴が長ければ信用されやすいとも言えますが
最新のマーケティングでは
お客様の評価によって信用が高まるという傾向があります。
Amazonなどの商品のレビューのように
リラクゼーションサロンのレビューも
「信用できるサロンなのか？」
の判断基準として活用されるようになってきました。
このように、お客様の評価によってサロンの信用度が変わることを
「評価経済」と言い、近年のこういう社会を「評価経済社会」と言います。
近年の評価経済社会においては
サロンの評価は数値化され
例えば、Googleビジネスプロフィールで5.0とか4.5などと
サロンの評価が数字で表されています。
そのサロンに興味を持ったお客様は
そのサロンの評価の数字も見ますが
もっと真剣に見るのは、レビューの内容だと言われています。
「ヤラセ」などのレビューが存在している事くらいは
お客様は承知の上でレビューを見ているという事ですが
これは、Amazonなどのレビューを見ても
明らかに「ヤラセ」だと解るレビューが存在していますから
お客様は「ヤラセ」レビューには敏感だという事を理解しておきましょう。
お客様はレビューだけで判断していない
この記事を読んでいるサロンオーナーの方は
「ヤラセレビュー」などとは無縁の方だと思いますが
真面目にやっておられる方でも、
お客様の勘違いで「ヤラセレビュー」だと思われることもあります。
たとえば、常連のお客様が、あなたを応援したいという気持ちから
自分の意志で星５つのレビューを書いてくれたとしても
それを見た人は、レビューが５点満点なのを見て
「ちょっとヤラセっぽいな」と感じる人も実際に居ます。
僕のクライアントのサロンには
出来るだけ常連のお客様には、レビューを書いてもらわない様に言いますが
その理由は
余りにも５点満点の評価だと信用してもらえない場合もあるからです。
だからといって、お客様がレビーを書いてくれるのを
無理に止める訳にもいきませんが
一般的に自然なレビューというのは、５点満点のレビューではなく
4.５、とか、4.7、とか、そういう数字になるのが自然です。
では、新規のお客様がサロン選びをする時
レビューだけで判断しているのかというと、それは違います
レビューはあくまでも参考にしているだけで
真剣にサロン選びをするお客様は
レビューの内容をしっかり読みますし
ブログもホームページも全て見てくれています。
そうやって全ての情報を見て
総合的に判断した上で実際に来店してくださるのですが
そういう真剣にサロン選びをされるお客様というのは
元々リピートする気マンマンの上得意のお客様が多いです。
そういうお客様は
ブログに何を書いているのか？
どんな考え方をしているのか？
常識やマナーはどうなのか？
なども見られています。
人が人を信用する時
金融業界では「実績」が「信用」に値するといいましたが
個人対個人の場合は
その人の「自己開示」が「信用」に値すると心理学では言われています。
初めての人と会った時
あなたは相手の事が解らないから不安だと思いますが
子供が同じ学校だとか
近所のあのお家の人だとか
〇〇スーパーで働いているとか
そういう事が解れば安心してお付き合いが出来ると思います。
リラクゼーションサロンとお客様の関係も同じで
あなたが何者で、どんな人なのかが解れば
初めてのお客様でも安心して来店してくださいます。
日ごろからブログを書いていたり
ホームページで解りやすい情報発信をしていたりすると
真剣にリラクゼーションサロンを探しておられるお客様は
安心してあなたのサロンを選びやすくなります。
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