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【中学受験】中学受験コンサルを依頼してみた

中学受験の世界では、学校とは違い2月が「新学期」となります。
息子は学校では小学4年生ですが、塾では「新5年生」となり、カリキュラムや通塾ペース、テストなど、一気にボリュームアップ。
新5年の勉強量とスピードのペースをつかむのには2カ月程度かかるとの事。
苦手な国語をベースに個別指導でもスポットで入れて通わせてみるか、このまま様子を見るか、色々考えました。
勉強する時間や塾に行く時間を増やすより、私が最適な勉強スケジュールを組むほうが本人の負担も少なく効果も出るだろうという結論に。
という事で、今回は中学受験コンサルにお願いして今後の戦略を立ててみました。

なぜこの先生にお願いしたのか

今回お願いした中学受験コンサルの先生は、ご自身のブログで中学受験のメリットとデメリット攻略方法なども書かれています。
それを読ませて頂く中で一番素晴らしいなと思っている考え方は、子供の教育は子ども本人の為だけではなく、日本の社会全体の財産だと考えていらっしゃるところ。
あくまでも「自分の子供」という目線ではなく、「この子が成長した時に、世の中にどう役に立っていけるだろう?」とう目線を頂く事ができます。

その前提で、中学受験という一大イベントを子供が成長する上での大切な経験のひとつにしていけるようなアドバイスをよく書かれています。
頭のいい子が努力もせずいい成績を取って最難関校に合格する事をやみくもに良しとはせず、挫折を味わい、他人の痛みや辛さを理解できるようになる必要がある、というお考えの持ち主。
そういう経験をし、他人の気持ちに寄り添える人格を形成をするからこそ、優秀な人材が日本のトップに立って、弱い立場の人や困っている人のために本当に役に立つ仕事ができる、そうあるべき、とおっしゃっています。
自分の息子がそこまで優秀な子かどうかは分かりませんが、希望通りにいってもいかなくても、自信がついても挫折しても、それを価値ある経験のひとつにできるような中学受験にしたいし、チャレンジするいい機会にも恵まれたなと考えています。

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先生とお話してみて感じた事

とはいえ、直近の課題としては目先の勉強量とテスト対策も重要…
長期目線と短期目線を織り交ぜながら、色々とお話を伺って分かった事や、重要なポイントをまとめます。
・まずは全体像を把握するため、ひととおりやってみる。
・走りながらチューニング。
・読書が重要。後から効いてくる。
・図や式を面倒がらずに書く。
・今通っている集団塾が丁寧な添削や質問対応してくれるが、それは異例中の異例、ありがたく思う事。でも使えるものは遠慮なく使おう。
・社会の文章題は必ずやる。
・5年生の春、秋は成績がドーンと下がるかも(予言?)
・模試やテストの出題傾向や意味、結果分析が重要。やみくもに一喜一憂しない。

一番良かった事

先生に来て頂いて、一緒に色々お話ができて私が一番楽しんでいたかも。
東大出身の先生で、大人になっても常に学び続けていらっしゃるので、話題が豊富。
古典から最新の情報まで、引き出しが多すぎてどんな話でもふくらませて下さいます。
本当は子どもの勉強の話は置いておいて、色々とお話を伺いたいくらいでした。
なのでまた来月もお願いすることに。
月に1回でもこういう機会があると、近視眼的になりがちな受験勉強にもっとゆとりを持って向き合えるかな、と思っています。

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