availableの憂鬱

切迫した毎日を送り睡眠時間3時間未満、休日無しの苦しい数か月であった。
というのが1か月前までで今現在、案件対応はしているものの50%の稼働である。
SNSでもコンサルのアベっている話はチラホラと見かけるが、弊社ももれなくアベっている状況である。
私は稼働率でいうと50%程である。顧客に提案しつつも上からはタイミング的に後ろ倒しにしろと言われる。つまり来年1月からは全く案件無しの状況である。
さらに部の平均Availableは40%程であり、人によっては10%を切っている人もいる。年間で10%を切るというのはどのような毎日を送っているのか心配になるものだが、数人が10%前後であるという事実。
それなのに採用活動も進めている矛盾。この矛盾の先に何があるのか考えたら恐ろしいがPIPそしてレイオフの流れとなるのだろう。新陳代謝を促していると思われる。私と一緒に仕事していた同僚1人解雇処分となった。

コンサルタントは単価が高く、その割に価値を出せてないコンサルタントもいるのも事実。
私自身、いまでも顧客に価値を提供しているかは疑わしい。何よりも師匠がいない状況から入社して数日でリードコンサルとしてアサインされたため、資料の作り方からセッションの進め方まで分からないところからスタートしている。未だに自信が無い。そんな状況の中で営業から客にリードコンサルと紹介されて、顧客に価値を提供しろというのもおかしな話だと思う。このあたりは組織の問題と感じている。
他のコンサルファームだとどうなのかが分からないが、私のキャリア形成は歪であって転職しても即戦力として期待されるであろうから、転職した現会社を選択したのは間違いであったと今でも思う。

コンサルバブルも弾けたと感じている。とはいえ企業にとって応用がきくコンサルは必要とされるだろう。なので45歳まではコンサルタントをしていこうと思っている。
その次のキャリアを考えたとき事業会社に転職という選択は考えたい。これまでのインフラ領域のSEとしての経験。マネジメント経験。そのあたりをアピールポイントとして転職活動をしていこうと考えている。

英語も話せるようになりたいものの、まったくやる気が出ない。おそらく2030年には出稼ぎしないと厳しくなる日本になると思うし、そのときは英語は話せないといけないだろうなと思ってる。
ただ、ポケトークのようなツールが発達してるのでは?とテクノロジーの進化に期待しているところもあり学習意欲が沸かない。ダメだなって思うんだけど。
何が言いたいかというとAvailableによる影響は、仕事へのモチベーション低下と暇を弄ぶ癖がついてしまう悪い影響を及ぼしてしまう。
コンサルでなくてもAvailableになると存在意義がないように感じてしまうだろうから、一刻も早く自分の適性の仕事を見つけて転職するのが良いのだろうな。

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