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書籍紹介35『世界がもし1つのクラスだったら(上)』(原作:大橋弘祐、監修:神野正史、文響社)

歴史の流れを理解するのは得意ですか?

たとえ大学受験における世界史が得意な人であっても、「暗記型の記憶であって、実は流れをちゃんと理解している訳ではないんです」
という人は少なくないんじゃないかなと思います。

実は私もその一人です。

第一次世界大戦のドイツ敗戦、ベルサイユ条約による多額の賠償金、ヒトラー率いるナチスの台頭は理解できますし、植民地を持たない日本が、三国同盟に加わる流れも分かります。

そして、第二次世界大戦へと突入していく流れは比較的理解しやすいと思います。

しかし、幕末のペリー来航からの流れは私の中では曖昧な点が多く、これを本書のように学園モノに例えて解説する漫画は非常に画期的です。

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