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AB型とADHDは同じ割合いるという話

日本人の血液型の割合をご存知だろうか。

おおよそ、こんな感じだそう。
A:40%
O:30%
B:20%
AB:10%

最近学んで興味深かったのが、

O型はどの血液型にも輸血できるが、
O型の血しか受け取れない。

逆に、AB型はABにしか輸血できないのに、
全型から受け取れる。

OはGiverで、ABはTakerだなぁと。
( 私はABなので「与えないけどありったけもらう!」みたいな血液型だ )


話は代わり、私は今でも発達障害について
ちまちまと調べているのだが、

この本を読んで、
AB型の人たちと、ADHDのリスク遺伝子の変異をもつ人たちの割合が
ほぼ同じ(人口の一割)だと知り、とても興味深かった。

人口の一割というと、日本なら1000万人ほどである。

デンマーク人口の倍、スウェーデン人口とほぼ同じだ。

下記は、上記岡田さんの著書から。

ADHDのリスク遺伝子として(中略)この変異を持つ人は全人口に一割程度はいるので、変異というよりも、多型と読んだ方が適切である。
(中略)
どちらが異常とか正常とかいうものではなく、特性の違うタイプなのである。

AB型が「変異」でなく1つの「型」なら、
同割合のADHDも1つの「型」じゃない?ということ。

血液型と違うのは " この遺伝子多型を持っていたからといって必ずしもADHDになるわけではな " いそう。

遺伝子と環境の相互作用が、疾患や障害の発症を左右したり、その人の特性や能力を決定したりする。
共感的な養育が行われた場合には(中略)活発で注意が移ろいやすいという傾向があったとしても、むしろそれは冒険心や進取の気性として有利な特性となり得るのである。

共感的な養育ってどんなや…。

まだそこまで読んでないのだけど、本書には発達障害をもつといわれているビル・ゲイツの育ち方についても書かれてるそう。

…ちなみに私は岡田さんのまわし者でも何でもない。

上記引用に書かれている " 進取の気性 "とは「 従来の習わしにとらわれることなく、積極的に新しい物事へ取り組んでいこうという気質や性格 」のことだそう。いい言葉だな。

逆に

親の期待することを無理強いしたり、厳しく罰したりすると、どんどん行動の問題を悪化させ、反抗的で手がつけられなくなってしまう。

程度にもよるけど、罰すると叱るの塩梅ってむずかしそう。
危ないことしてたら、子どもが泣いても厳しく伝えた方が、命を守ることに繋がるし…親の機嫌で態度を変えない(ように努める)ってことかな。


本に書かれてることが全てとは思わないけど、( 研究結果とか数年経ったら変わることもあるため )今のところとても面白く読ませていただいている。興味のある人はぜひ読んでみてほしい。


hamahouseさん、素敵なイラストのご提供ありがとうございます。

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