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【執筆中】三週間ぐらい前の自分をシバきたい

物を書くのが好きな方はご存知かと思いますが、推敲(すいこう)という作業があります。
出来上がった小説やエッセイなど、原稿を読み直して手直しをしていく行程です。
誤字・脱字はないか、言い回しがくどくなっていないか、少しでも削れる無駄な文章はないか…そういった点をくまなくチェックしていきます。

もともと小説を書くのが好きな自分としては、この段階は好きな作業です。
膨大な量の文字を書き上げた達成感とともに、見直しでクオリティが上がっていくことも感じられます。

僕はこれまで実用書ですがAmazon kindleから本を二冊出しています。
いずれも99円+unlimited会員読み放題対象で、儲けはさておきいろんな人に読んでもらえたらいいじゃない☆
的なノリです。ノリですが中身は一応真剣に書きました!

そして現在、三冊目を執筆中です。
こちらは十万文字ほどの量になりますので、なかなか大変でしたが第一稿が完成!ついに推敲へ入った!
という段階なのです。

そしてウオオオオオオオオと、憑りつかれたように連日にわたって推敲をしておりました。
今週中に推敲を終えてしまいたい!そんな目標をもって邁進していたのです。
そして終わりが見えてきたところ…原稿が急に不穏な空気に変わりました。
なぜか赤字なのです。
それまで黒で打ち続けていたのに、唐突に数行に渡って赤字。
嫌な予感。

読み続けていくと…なんと、文章がぶつ切りで終わってしまっています。
急に息絶えたかと思えば、空白の後は何事もなかったように本文が続いています。

つまり。
どうやら三週間ほど前だと思いますが、僕は書くことに詰まったらしく途中で投げやった部分があったようです。
未来の自分に託し、そのパートを放置して次に向かってしまった。
そしてそこを見落として完成させてしまうことがないよう、赤字で数行塗りつぶしていた…ようです。

いやふざけんな過去の自分。
今週中に完成させようと思っていたのに、心がパッキリ折れる音がしました。

未来に回したところで、思いつかないところはそうそう思いつきません。
心が折れた僕はnoteに逃げることにしました。
現実逃避です。帰りたくない…あの書きかけのファイルの前に帰りたくない…。
普段ならなんてことのない執筆作業なんですが、一度完成したと思った後で書かないといけないのは…なかなかの心的ダメージです。

いずれにしても、この本は思うところがあるためすぐにAmazonで出版!とはならない予定です。
人様の目に触れるにはまだ時間がかかりそうなので焦る必要はないのですが…。
シンプルにガッカリ。これに懲りたら、もう未来の自分に作業を託すのを止めることですね。絶対またやってしまうんだろうけど。
なんなら今そうしてしまいたい。明日の自分、後はたのんだ…



サポートって…素敵やん? 島田紳助さんが伝わるのっていくつぐらいの方までなんでしょうね。