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8ハウス蠍座太陽の生き方をするうちの社長

私は現在、有機農家でアルバイトをしている。

今日はそこの社長の話。

社長といっても、距離がとても近い。
いつも一緒に作業をし、多くを語り合い、ときには一緒に映画に行ったりプライベートでみんなで旅行にも行った。

年は10歳ほど上だけれど、年齢や立場も関係なくフラットに接してくださるのは私としてはとても日々を過ごしやすく、ありがたい。


農作業や袋詰めの作業がメインの仕事は、単純作業も多く、手を猛スピードで動かしながら、ずっと誰かしらしゃべっているような、そんな職場である。

そんな中私があるときからちょこちょこと占星術の話をするようになり、社長はじめ、共に働くみんなが興味を示してくれたおかげで、同僚のホロスコープを見させてもらったりしている。


社長のホロスコープは、蠍座と8ハウスの要素、そして射手座と9ハウスの要素に星が集中している。


とりわけ太陽は8ハウス蠍座の彼は、そばでみていると「これが8ハウス力か・・・!」と感じさせてくれる事柄が多くあるのでそのことを書きたい。(前置きが長くなりました…)


8ハウスの意味に「相続」というキーワードがある。
いま農業界はどんどんと高齢化が進んでいる中で、うちの社長の元には同じ野菜農家に限らず、果樹農家やときにスーパーマーケットさんまでも「継いでくれないか」というお声がかかる。

後継者としてではなくても、社外取締役をいくつも引き受けていたりとか、目上の方達から大層信頼されていて、あちこちで何かを頼まれ任されていたりする。


ほかにも、8ハウスは「受け取るお金」の部屋でもあるというけれど、何故だか病気をして入院して、保険でずいぶんお金を受け取る、というエピソードだけみても不思議と8ハウスっぽい経験をしているものだなあと思う。


もしかしたら、農業そのものも8ハウスと言った要素があるのでは、と感じる。太陽、水、風、土、自然の恵みによって作物は育つし、それは経験や技術以上に天候や環境に左右される要素もとても大きい。味方によっては“自然の恵み”かもしれない。


そして、ここまでは側からみても見える、現象だけれど、彼自身の考え方を話の中で聞いて、感激してしまった。

彼が言っていたのはだいたいこんなこと。

“目先のお金や受け取るものを追うとうまくいかなくなる。あるひととの出会いがあって、その人は自分のもとにやってくる仕事や声がかかったときに、損得考えずに引き受けていて、自分もそこから学んでそうするようになったら、エネルギーがちゃんと循環するようになった。”

という話。コントロールを手放して、むこうからきた役割を受け取る。そんな趣旨だった。

「学んでそうするようになった」というのが
獲得すべき星「太陽」を表しているようですごく面白い。人生に、そういう学びが起きるのだ。

太陽を生きるということは、人生のある時に、そのテーマにまつわる気づきという段階を経ていくのでしょうか。


ちなみに私は8ハウスに星はないのですが、太陽が牡牛座で、彼の蠍座の太陽とは補完関係です。

やっている仕事自体は農業ですが、日々学びの多い、そんな仕事場で日々を過ごせています。

沙紬

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