アメリカで街歩きする? 大都会で気を付ける相手はこんな人
観光で行くのは大都市だから安全! と思ったら大間違い。ロサンゼルスやニューヨークなどの都会も日本の新宿や梅田のような人口密度ではありません。一本、隣の道へ行けば閑散としている場合もあり、注意が必要です。英語ができない私が一人で街を歩くときに気をつけているのはこんな人です。
始めに
これは英語のできない私がアメリカで安全に生きるためにしていることです。時に薄情であったり、差別的であったり、偏見に塗れているのはご承知の上、お読みください。
『手に負えないことは絶対にしない』
これがアメリカにいる時の、私のルールです。
路上生活者
街を歩くと、小銭を求められたり、声をかけられることが多くありますが、私は反応しません。視線を動かすこともしません。
深刻な社会問題になるほど多いアメリカの路上生活者ですが、路上で生活をする理由は様々です。彼らが聴かせてくる話が本当なのか嘘なのか、彼らは良い人なのか悪い人なのか、判断することは難しいことです。私は英語が堪能ではないと自覚があるので自分の安全を優先して、関わらないことにしています。
「ご飯を買うためにお金が欲しい」と言われることがありますが、渡しません。彼らの中には薬物中毒者も多く、お金が本当に食事を買うために使われるとは限らないのです。お金を渡すなら支援団体を通してが最善だと考えています。彼らを助けたいと思うなら、安易な方法ではなく根本的な問題を解決する方法を探しましょう。
英語ができたとしても話が通じない人たちがいるのは事実です。身の安全のために、物理的に近付かないと決めています。
話しかけてくる人
知らない街で路上を歩いている時に、突然話しかけてくる人は相手にしません。特に日本語で話しかけてくる人はカモを探していると判断しています。異国で聞く母国語ほど甘美な響きはありません。ご注意を。
自分の住んでいるエリアや慣れている場所での思いがけない雑談は楽しいものですが、大きな街ではやめておきます。善人か悪人か、判断をする間に隙が生まれるのを待っている人間は存在します。雑談は店員さんとする程度で、十分です。
横断歩道で信号を待っているのに渡らない人
迎えを待っていたり、待ち合わせだったりする場合はスマホを見たり、辺りを見回したりしますが、そうではない人がいる場合があります。街行く人を値踏みしているとでも言いましょうか。
南北方向がの信号が青になっても、東西方向が変わっても動かないのに、突然、何かの拍子に歩き出すのです。時に、隣にいた人間と目配せをしていたり、他にも不自然な行動をしている場合もあります。実際にそういった人に跡をつけられた経験があるので、注意しています。
おかしいな? と思ったら
どこでもいいのでお店に入りましょう。細い道にいるときは大通りを目指します。もしも集団で歩いている人がいたら、近づいて合流してしまいましょう。独りは狙われやすいので、とにかく人の多いところへ行くことが大切です。気のせいかな? というくらいで注意を始めるのがちょうど良いでしょう。何かが起きてからでは遅いのです。
自分がいるのは文化の違う異国であることを忘れないでください。
最後に
英語が堪能ならここまで慎重になる必要はないのかもしれません。でも、日本語だって犯罪者達が使う裏用語なんて全て分かりませんよね? じゃあその英語版は?
アメリカで羽目を外すと、即、命に関わるのでオススメしません。
無事に帰れるから旅行も留学も移住も楽しいものです。無理せず、安全にアメリカを楽しみましょう。
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