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星座とアロマ


「星座」とか「占星術」と聞いて連想するのは「占い」とかのイメージかもしれませんが、もともとの始まりは農業をする為に星の動きをよく観察して季節を知り、暦をつくり、また病気の治療にもハーブと天体の動きを利用したりと

今よりもっと日常の生活と「星を読む」という事が身近にありました。当時の病気を治す薬は主にハーブ。天体と植物そして人々の健康には深い繋がりがありました。

今でもドイツなどでは「ダイナミック農法」と呼ばれる月の動きで種を蒔く時期や収穫したりする方法を実践している農園も多いようです。
(私たちの大好きなコスメのマルティナオーガニックもそう)


チネイザンの時に出てきた東洋医学の五行論では人の体質を「木火土金水」の五行で分類してみましたが


西洋(古代ギリシャ)では「火風地水」の4つのエレメントの組み合わせによって、人も自然もこの世のすべてのものはつくられているとの考えがありました。


12星座もこの4エレメントに分けられます

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また当時の医療では
「人間は4つの体液によって構成され、この4つのバランスが崩れると不調が出て病気になる」という「4体液説」という理論があり

どの体液をより多くもつかで、人を4タイプの体質に分ける考え(今でいう血液型のようなイメージでしょうか)と4エレメントを関連づけ

さらに温度と湿度「熱冷乾湿(Hot・Cold・Dry・Moist)」という4つの気質と季節も関連づけて、性格や体質を診断する重要な判断材料となっていました。


4体液質と4エレメントと4気質

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陰陽五行論やインドのアーユルヴェーダも同じような体質診断ですよね。


星座もこの4つのエレメントに振り分けて考えられたので、該当する体質や性質から「○○座はこういう性格」などと「どんな性格」でまた「どんな体質」なのかが考えられました。

また星座には「支配星」と呼ばれる12星座それぞれを支配する天体があり、さらに2区分、3区分と、分類分けもされ、これらのいくつかの要素が集まってそれぞれ12星座の個性をつくっています。


その支配星の天体にもまたそれぞれHOTとかCOLD…とかの気質があります。

星座とアロマの対応はどこの分類分けの段階で考えるかによって少しずつ違っているようなので、「この精油は必ずこの星座」という決まりは正直ありません。


今回私たちは「支配星」に振り分けられた精油をもとに各星座の精油をブレンドをしました。

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その星座(支配星)に対応する精油はその星座らしさを表す(同じエネルギーを持った)精油になるので
「自分の持ち味は充分活かせてるよ」って時は、反対に位置する星座のハーブや精油を使うとバランスがとれます。


シンパシイとアンティパシイ

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この対向にある星座は気質がちょうど反対の要素をもっているのでうまく取り入れる事でいいバランスを取る事ができます。

例えば…
前へ前へとポジティブに進む力の強い
「HOT&DRYの牡羊座さん」
パワーがオーバーヒートしてせっかちに暴走しそうになった時は
「COLD&MOISTの天秤座さん」
のまわりとの調和を大切にするのが得意な要素を取り入れるといいバランス感覚が取り戻せるかも…☆

占星術も中医学もアーユルヴェーダも共通していることは「大切なのはバランス」だということ。


各星座、反対側の対向星座の精油も入れて「自分らしさ」が過剰になりすぎないよう、心身の「バランス」を大切にできるようなブレンドにしました☆


普段自分では選ばない香りかもしれないし
普段から好きな香りかもしれません。
いつもとはちょっと違う視点から
「星座」というキーワードで選んだ香りで
お楽しみいただけましたら嬉しいです。


2周年スペシャルメニュー
星座別アロマボディケア 90分 ¥10000
(4/1〜5/31 期間限定)

manna
姉妹でつくる自由が丘の小さなサロン
03-3702-8772
https://www.happy-manna.com



参考文献

『星が導き出すハーバルアストロロジー』岸延江著(説話社)

『ニールズヤード 12星座のアロマレシピ』 楠本菜緒実著(パルコ出版)

ニールズヤード講座資料 12星座のアロマレッスン 太陽星座&月星座編  



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