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シュタイナー保育園卒園、小学校入学

韓国では、2月中旬が卒園・卒業シーズン。3月初めが入学式です。
昼寝しない問題や長い登園拒否など色々あった保育園生活でしたが、2年半の通園を終え、無事に卒園しました。

不安いっぱいHSCの息子なので一般の保育園には慣れそうになく、少人数保育園を探し、シュタイナー教育を行う保育園に転園。

まぁ、、新しい環境に相当時間が掛かるので、慣れるまで1年以上は対応に追われる日々となりました。それでも、穏やかな園のおかげで、最終的には自己主張もできるようになり、息子にとってかけがえのない場所になったようです。

シュタイナー教育といえば、メディアから遠ざけるということで、テレビは見せれないし、食べるものには気を遣うしで、親としてはなかなか忍耐が必要な教育です。(ウチだけかな?w)

しかし、正直、この時代に田舎でもない場所でのメディア規制は難しかった~。
昼寝をしない息子は、給食を食べたら帰宅していたので、家で過ごす時間がとにかく長く、毎日「何をやろうか?」といっぱい考えたり。。

それでも、テレビを見ない生活に段々慣れていくと、不思議とこれが普通になるんですよね。
自然に外遊びばかりになり、週末は親子いっしょに山に行くので、健康的に過ごすことができて、私にも良い影響はあったと思います。

保育園は共同運営ということもあり、頻繁に親教育があったり、保護者が手伝うような機会が多く、季節の手仕事などなど自然と覚えるので、大変ではあるけれど色々と学べて楽しかったなぁと。

知育を一切しないということで、一般的な文字や数字の練習は全くしませんでした(園内に時計もない)。家庭でもしないように言われていたので、特に勉強らしいことはさせず小学校へ通うことに。

韓国は早期教育をものすごく幼い頃からさせるのが一般的で、シュタイナー園に送るママたちのなかにも、「就学前に文字の読み書きなどしなくて本当に大丈夫なのか?」と、年中ごろになると気にする方もいました。
不安になり、途中で幼稚園へ転園する・・というケースも多かったり。

私も公立小学校がどんな感じか全くわからないので、入学前説明会で先生に質問したところ、「一から教えるから大丈夫」と言われたので気にしないことに(苦笑)

実際、学校に入学して1週間経ちますが、授業で一から教えてもらっているし、もし学習に遅れがありそうな場合は、個別に弱い部分を補習のような形で先生がみてくださるそうなので、なかなか手厚いなぁと感じています。

幼少期の過ごし方については悩んだ時期もありましたが、シュタイナー園に入ったからには、「6歳頃まではからだを育てる時期。頭を使うような勉強は小学校から」、と決めて育ててきました。

数字も文字も箸の持ち方も、入学前は流石に少し心配しましたが、どれもいつの間にか自然と覚えていたようで何とかなりそう。あとは本人のやる気に任せてフォローしていくつもりです。

子どもの個性もあるのでどんな子育てが適切だったのか分かりませんが、韓国の一般的な園はどこも外遊びが極端に少ないので、外遊び中心の園で過ごせたことは、息子にとっても、幸せなことだろうなと思います。(きっと大人になったら分かるんじゃないかと)

シュタイナー学校には入学しませんでしたが、1年生6人(!)の少人数の学校を選んだので、先生やクラスメイト、お兄さんお姉さんたちと楽しく過ごして欲しいなと。

そして、私も小規模学校ということで、保育園同様、保護者のママたちと密に連携を取り、濃厚な日々を送ることになりそうなので、また頑張っていこうかなと思っているところですw

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