はだけさせて

ノースリーブのワンピースを買いました。前が丸襟で後ろはV字。2wayとは書いていないけれど、V字が好きなので反対に着ています。黒だしシンプルなデザインだからわからないですよね、きっと。

上にカーディガンを羽織って、仕事に出ました。風が吹いた時にカーディガンが少しはだけて、肩が見えたりすると、自分の肌だけどなんかイイじゃん、夏じゃん、とか思ったり。
個人的なお出かけの時はカーディガンも羽織りたくないのですが、今年も変わらず二の腕を引き締める努力を怠っていたので、わたしの怠け癖が変わらない限りは羽織りもの必須です。

日が長くなったなと思いながら電車に乗り、降りたら夜。人もいないのでうっとおしいマスクを外すとまだまだ夜は涼しさが残っています。一方で、夏らしく歌って踊っちゃいたくなるような愉快さもくすぶっていて、なんとはなしに右の肩だけカーディガンをはだけてみました。

ノースリーブになっただけで、なんだかいい女になった気分です。微妙な膨れ具合の月すらもわたしを引き立ててくれていました。

これは、いいかもしれない。
もっと遅い時間、言い方は変ですけど、もっと夜真っ盛りになったらノースリーブで出てみるのもいいかもしれません。いえ、いいに決まってます。だって片方だけでも気持ちいいもの。

ふふん、また夏の楽しみ方をひとつ見つけてしまいました。

次の夜は、くるくる踊っちゃおうかな。