やりたい仕事をやらせてもらえないときの対処法とは？社会人の学び直し経験談

私たちが働くのは、約４０年？
もしかすると、もっとかもしれません。

そんなに長い時間、キャリアチェンジや時代の変化もあるのに、20歳やそこらまでに学んだことでやり過ごそうとするなんて、結構無理な話ではないでしょうか。

私がそう思うようになったのは最近のことです。
ちょっとしたきっかけから、社会人の学び直しって必要なんじゃないかと思うようになりました。

そんな私自身の経験について書いてようと思います。

社会人の私が、学び直しを決意した理由

今の勤務先に勤めて10年になります。
広報として採用されましたが、前職は全く別の職だったにも関わらず、入社後も何も教えてもらったことはありません。

それでも、入社後約６年、それなりに自分の役割を理解して働いていました。
そこで事務中心の部署に異動になりました。

計画的な異動ではなく、育休取得予定の人の後釜が急に辞めたために、突然決まった人事だったので、上司に「すまんなぁ」と言われながら異動しました。

私も、長くはやらないだろうと思っていたし、周りも最初は「まぁすぐ戻ってくるし」という雰囲気だったのですが、そこで新型コロナという予想外の事態が発生します。

お金が関係する事務職だったので、新型コロナの影響で仕事は激務に。

前の担当者が育休取得後戻ってきても、そのまま私が広報に戻ることはありませんでした。

新しい事務の仕事には、どうしてもやりがいが感じられず、上司に何度も広報希望と伝えました。
しかし、「でもほかにできる人いないしな～」と、のらりくらり、希望を叶えてもらえることはありませんでした。

そんな「もやもや」を同じ職場に来ていたアメリカ人に相談したところ、
「それならオンラインで自分のやりたいことを勉強し、スキルを高めてみたら？」
とアドバイスをもらいました。

アメリカでは社会人になってからも、何かを自主的に学ぶことは普通らしく、彼もその頃、オンラインで学べるプログラムを受講していたのです。

【オンラインで仕事のスキルを、自らお金を払って学ぶ。】

当時、私にはなかった考え方でした。
しかし、その頃はコロナ禍で時間もありますし、このまま広報に戻るにも少し不安があったので、「一回やってみるか！」と、私もオンラインスクールに入会することを決めたのです。

広報スキルを学ぶのに最適だったオンラインスクール「SHE likes」

ちょうどそのタイミングで、「SHE likes」というオンラインスクールの存在を知ります。
SHE likesは、様々なWebスキルをつまみ食いして学べる、女性向けスクールです。

コースは、Webマーケティング、Webライティング、Webデザイン、SNSなど、広報スキルに役立つものばかり。
また、一つのものを突き詰めるよりかは、色んなスキルを「つまみ食い」して学べるというのも、広報にピッタリだと思いました。

入会すると、会員向けの様々なイベントも参加することができます。
その道で活躍中の方からのナレッジシェアや、会員同士のオンライン交流もあります。
そして、月１程度でコーチングも受けられるんです。

様々なスキルを学びながら、今後のキャリアについて考える機会にもなりました。

学び直しの結果、実際どうなった？

結論から言うと、スキルも上がったし、マインドの変化もありました。

スキル面では、今まで使えなかった様々な編集ソフトの使い方やライティング技術、写真撮影も身に着けることができました。
そのほか、プロジェクトや仕事の進め方（進めるうえで何を考えるべきかという軸）についても学ぶことができました。

これは、今年４月から広報に戻った私にとって、大いに役立っています。
入社後何も教えてもらえなかった私には、「これでいいんだ」という大きな指針になっているのです。

マインド面では、前より自分のことをポジティブに考えられるようになったと思います。

「私なんて無理だよな…」
「こんなすごいことは、どうせできない」

前はそんな風に考えて、諦めてしまっていましたが、学んだ後はもっといろんなことを前向きに考えられるようになりました。

「結果的に無理だったとしても、自分のワクワクすることはやってみよう」
「結構、夢って叶うもんなんだな」
と思うようになったのです。

あの時、学び直しのアドバイスをくれたアメリカ人に、本当に感謝したい気持ちでいっぱいです。
社会人で学び直して、絶対によかった！！

今もなお、学びたいことは、趣味を含めたくさんあり、毎日が楽しいです。

#私の学び直し