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【積丹】早歩きでスイートコーンに施肥&苗と種芋によるサツマイモの植え方

積丹のたかのふぁーむでWWOOFしています。

昨日は、午前は山の畑スイートコーンへの施肥、家の畑スイートコーンの間引きと草取り、午後はサツマイモ植えと黒大豆の草取りでした。

肥料を撒くタイミングは農家それぞれです。播種・移植と同時に肥料も一緒に撒く人もいれば、根付いてから初めて撒く人もいます。たかのふぁーむは後者です(堆肥はすでに撒いてある)。ということで、スイートコーンに肥料を与えました。有機JASに通る肥料です。カラスが狙うくらいおいしそうな肥料です。

カバン型肥料散布器を使いました。肥料を入れて背負うことができます。カバンの右手側の下部からホースが伸びていて、右手で持って撒きます。施肥量はホースについた調節バルブと歩行スピードで調節します。ホースを振って肥料をまんべんなく散布することもできます。スイートコーンではマルチに沿って撒くため、ホースを地面に近づけて散らばらないようにして線状に撒きました。

プラスチック製のと布製の肥料散布器がありました。プラスチック製の方が新しいし丈夫です。欠点は、透明ではないので、どのくらい肥料が残っているか確認するのが難しいということです。玄人なら背負っている重さから残量を量ることができると思いますが、僕にはわかりませんでした。蓋を取って直接見るのは面倒くさいのです。それに対して布製のなら、簡単に確認することができます。触ればわかります。

スイートコーンの株間は狭いから手作業で施肥します。広ければトラクターを使えます。そういえば、学生のころの農家バイトで、長芋の肥料撒きをしました。長芋を4町くらい植えていて規模は大きいと思いますが、長芋と長芋の間にトラクターが入れるわけもないから、人が歩いて施肥しました。片道何mあったのかわかりませんが、プラスチック肥料入れを肩から提げながら長芋の森を早歩きしました。

たかのふぁーむでも早歩きしました。肥料を背負って坂を早歩きするのは気持ちがいいですね。早歩きで100mあたりだいたい7kg施肥しました。意外に少ないと思いました。でも、もう1回施肥しますので心配なさらず。

施肥を完了しました。間引き、草取り、施肥を終えたので、山の畑のスイートコーンは一段落つきました。次は家の畑のスイートコーンで同じことをします。たしかに、播種する時期をずらさないと作業が追い付きません。

午後、サツマイモを植えました。これは売りません。自分たちで食べる用です。植えたのは買ってきたポット苗と、去年のサツマイモで芽の出ちゃって調理するときに切り落とした切れ端です(葉っぱも出てきている)。種芋で育てるのは、僕はもちろんたかのさんも初めてのことです。ジャガイモは種芋から殖やすのが一般的ですが、サツマイモはどうなんでしょうね。

まず、苗の植え方から描写します。ふつう、苗は土に対して垂直に伸びますが、なぜかこのサツマイモの苗は茎が斜めになっていました。サツマイモのホルモン調整の賜物なのか、人が介入したのかわかりません。でも、結局斜めに植えるし、サツマイモは地を這いながら蔓を伸ばすから問題は全くありません。

まず、土を掘ります。次に、ポットから苗を取り出します。そして、斜めに置きます。苗の根っこの方を下にします。最後に、土をかけます。終わりです。

土をどこまでかけるが大切です。今回は4節目まで埋めました。茎から分岐して葉っぱになるところの、根っこから数えて4つ目を埋めました。

次に、種芋の植え方を描写します。断定の調子で書きますが、「~らしい」「~と言われている」と文末に補って読んでください。

まず、種芋を何か容器に入れます。切ったペットボトルとか、ヨーグルトカップとか。これは種芋が大きくなるのを防ぐためです。種芋から育てると、栄養が種芋ばかりにいって子どもイモは細いままになります。種芋の肥大を物理的に抑えるために容器に入れます。容器に水が貯まらないように穴を空けておきます。

まず、土を掘ります。ガンガン掘って深さ20cmの穴を作ります。次に、種芋を容器ごと置きます。容器と種芋の間隙は土で満たしておきます。最後に、埋めます。終わりです。

深く掘る理由は、子どもイモを実らせるスペースを作るためです。種芋から地表まで伸びた茎から子どもイモが発生します。まずは、地表までがんばって顔を出して日光を浴びてほしいです。

今日はここまで。気づいた方もいると思います、写真がないと。文で描写する力をつけるためとか、それらしい理由はなくて、ただただ撮っていないんです。充電していたんです。サムネイルはとりあえず、花がまだ咲いていない百合の写真にしました。

いってらっしゃい。