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【オンライン飲み会】 アプリ企画公開

初note投稿なのでお手柔らかに。

状況的に、リモートワークに慣れてきた人も増えてきていると思います。
ZOOMやHangouts Meet、Skypeなどがオンライン会議で使われることが多いですが、それらを使ってオンライン飲み会をやる人達も出てきたようです。

ちょうど1年前、個人的に考えていたオンライン飲み会のアプリ企画案を、知り合いの投資家さんに提案してみました。
残念ながら手を上げられなかったので、ボツ案になってました。

個人で作るほどの優先度は高くないため、その企画案を公開したいと思います。考えるのは楽しかったので仕様だけは細かくなってます。

誰かの参考にしてもらえれば幸い。
声かけてもらえれば絡みます。

企画の背景

3〜5年先をみるとSEOからの流入は全体的に縮小してくる。
SEOでの集客は選択肢の1つになり、ローカルコミュニティが伸びる。
特定の趣味に強みがあるマイクロ・インフルエンサーが鍵になってくる。

そういった中で、「ライブ配信」サービスは今以上に盛り上がってくるものの一つと見ている。

「ライブ配信」各サービス毎で見ると事業面では厳しいところもあるが、パイは伸びている。

同時に、マッチングアプリ各社の伸びを見ても、オンラインでの出会い、コミュニケーションの需要は高い。

これらの相性は非常に良いと考えており、スマホ主体のオンラインコミュニケーションサービスを企画した。

※それぞれの根拠となる参照データは省く


企画の概要(データも省いてざっくり)

・20代〜30代前半ではお酒を飲まない人の割合が増えた
 一昔前と違って飲み屋に行く人も減少
・TVもあまり見なくなった、共通の話題減少

でもみんな寂しい。
SNSで承認欲求を満たしたいし、できればイケメンやカワイイ子を見たいし絡みたい。あわよくば彼氏、彼女になってもらいたい。知り合える場所は欲しい。

自分と同じ趣味であればなおさら良い。
無名の人であれば手が届きやすいし、夢があるなら応援したいとも思う。

じゃあオンラインで飲み会できる場所、作りましょう。
ママ、マスターやりたい人に仮想のお店でお客さんの寂しさを埋めてもらいましょう。お酒飲めなくても、外出が面倒でも、顔出ししなくてもOKな場を。


内容(煮詰まってないのと数字は省きます)

作るもの : ライブ配信アプリだけど、はじめはWebベースでも。
告知方法 : 公式に登録、SNSで関連性の高いユーザーへ告知、既存のライブ配信者にオファー
開発期間 : 3ヶ月でなんとかしたい
予算   : 人件費。だれをアテンドできるかで変わる
ランニング: メンテ費。広告やアバター作成次第
収益方法 : ユーザー(お客さん)のポイント購入(商品購入および投げ銭)
       (一旦運営で配信者ごとのアイテム購入費を受け取って、配信者に費用を払う)
運営上支出: 配信者(ママ・マスター)への配信報酬(アイテム購入費のN%)
売上発生期: リリース後から
利益発生期: 予算、ランニング次第だが概ね6ヶ月後


仕様

ユーザー登録制
 Twitterアカ必須。ユーザー登録(1アカウント発行)
 ポイント発行。ログインで毎日1店舗(1ルーム)に入店出来る分の無料ポイント発行。
 無料ポイントは当日限り有効。(入店分+低額ドリンクアイテム1杯分)

店舗制
 1ルーム(仮想店舗)に対し、希望者がママ・マスターになれる(1アカウント1ルーム)
 1ルームに入店できるユーザーは当面は最大10アカウントまで

店舗数
 無制限(店舗にお客さんがつくのではなく、ママ・マスターのキャラクターにお客さんがつく = 店舗数は絞らない考え)
 ただし状況によって、リアル同様に飲み屋街を作って店舗数を制限する可能性はある。


開店(ママ・マスター希望者)
 店舗開店はママ・マスター希望者なら誰でも可能。
 まず運営側で用意したジャンル、エリアを選択する

 ・店舗のジャンル
   大カテゴリー:ファッション、音楽、野球
   小カテゴリー:野球ならチーム名までなど
   ママ・マスターの趣味、興味があるものを選択してもらうことで会話がスムーズで盛り上がりやすい

 ・仮想開店エリア(北海道・東北、関東、関西、九州・沖縄)
   エリアを選ぶことで、お客さんが出身地や在住地、方言などをネタに会話することができる

 ・ルーム内
   ママ・マスターは顔出し動画配信(ビデオ通話)必須。
   ママ・マスターに環境があれば、運営側でクロマキー合成で、背景を変えてあげたい。
   スナックやバーのような背景のものを何パターンか用意したい。


入店(お客さん)
 運営側で用意したジャンル、エリアを選択して、店舗を絞り込む。

 ・店舗のジャンル(開店の説明と同様)
 ・仮想開店エリア(開店の説明と同様)

 ・ルーム内
  お客さんは任意で、チャット(アバター)かビデオ通話。

閉店
 予めママ・マスターが開店〜閉店の時間を告知しておく。

Twitterアカウント公開有無
 ママ・マスター、お客さんは、Twitterアカウントを公開、非公開の選択が可能。
 想定として、名を売っていきたい人、ママ・マスターに気に入られたい人などは公開する傾向がありそう。

Twitterアカウントへの反映
 ルーム内での発言は、登録Twitterアカウントに反映(投稿)されない。
 ルーム内のみで記録する。

入店制限
 ママ・マスターはお客さんの入店制限が可能。
 お客さんのTwitterフォロワー数で制限、NGアカウント登録、許可アカウントのみ。
 配信時も暴言やトラブルを起こすお客さんを強制退出できる。

ママ・マスターのランク付け
 開店数、お客さん入店数、期間課金額、お客さんからの「楽しかった系ポイント」数で算出。
 ランキングなどに利用。

お気に入り機能
 お客さんは、ママ・マスターを「お気に入り登録」できる。
 お気に入り登録すると、そのママ・マスターの開店時(開店予告時、開店時)に通知が来る ⇒ 飲みに行く(入店)。
 ママ・マスターにNGアカウント登録されているお客さんに通知はされない。

告知
 開店掲示板のようなものを用意(ジャンル毎とかエリア毎)して、開店の告知ができるようにする
 Twitterと連動させても良い(掲示板で告知 = 自動Tweet)

紹介
 お客さんは友達紹介することで無料PT付与。
 コード発行してSNSで告知してもらう。


課金手段

ポイント発行制。無料PTと有料PTを分ける。
無料PT = 毎日のログインやイベント毎に付与。呼び水にする。
有料PT = ママ・マスターへの課金。仮想ドリンクアイテムの購入などで減算。

店舗開店(仮 ママ・マスター側)
 店舗開店時(当面は無料で誰でも開店できる。ずっと無料かも)

店舗拡大(仮 ママ・マスター側)
 ママ・マスターは 1ルーム 10アカウントの入店制限を拡張できる(100アカまで)

店舗入店
 お客さんは入店時にチャージ料が発生(毎日1軒?は無料PTで入店可)
 当日に他の店舗に入店したい時は有料PTを使う(消費PTは極小?)
 お客さんは退店時間の制限無し(様子見)。

注文(お客さん側)
 入店時に「ドリンク」アイテムを購入。(1杯目は低額ドリンクなら無料PT利用でOK)
 2杯目の注文(購入)は任意。(ママ・マスターのことを気に入ったらおひねり感覚)
 その他、実際のスナックやキャバクラで注文できるような商品(低額〜高額)を用意。
 課金を強めるならば、ドリンクや軽食アイテムの値段ごとに、ルームの滞在時間を決めておく(アイテム1杯ごとに10分とか、高いアイテムは30分とか)

ボトルキープ(お客さん側)
 お客さんがお気に入りのママ・マスターに再び出店(配信)してもらうため、ボトルキープを入れると、該当ママ・マスターが再出店時にボトルキーパー(ボトルキープしたお客さん)が来店した場合、ボトルキープ料がママ・マスターに上乗せされる。

 そうするとママ・マスターは確定した課金が欲しいので再出店して、ボトルキーパーを呼ぶ。
 ボトルキープ料のママ・マスターへの上乗せのされ方は、配信時間の長さによって徐々に上乗せされる方式がよいか、15分程度で全額とか検討。

他の客へのオゴリ機能
 「ここは僕の奢りだぁ!」
 ポイントを使って、同ルームのお客さんへドリンクアイテムなどを振る舞える(1人〜複数人)。


サービスの流れ

① アプリ(オンライン飲み会アプリ「五丁目」仮)をダウンロード
 (盛り上がってる感じの赤とかオレンジ、黄色の祭りっぽい感じのアイコン)

② ユーザー登録

③ 客かそれ以外か
 その日の気分で飲み客として利用するか、ママ・マスターとして好きなタイミングで出店するか(店舗入店時は出店不可)

飲み客として利用する場合
 ・ジャンルとエリアを選択(大カテ、小カテ)して飲み屋を絞り込み
 ・飲み屋を選択
 ・入店(ポイント減算)
 ・ママ・マスターや同ルームのお客さんとの会話を楽しむ(チャットか動画)。気に入れば飲食アイテム注文(課金や常連に)。

 実際に飲み屋に行くような感じで、飲み屋街をアバターが歩いていく感じを出したい。

ママ・マスターとして利用する
 ・ジャンルとエリアを選択(大カテ、小カテ)して飲み屋を開店(配信)
 ・開店掲示板や自身のTwittreなどSNSで告知集客
 ・趣味やエリアの話、時事雑談などでお客さんに楽しんでもらい、ファンを増やす
 ・注文(課金をお願いしてもよいし、しなくてもOK)
 ・時間課金制にすれば、アイテム購入で延長とかキャバクラやガールズバーのような課金体系になる。

こんなところです。
図一枚もないのかい、と。

いつもは自分がやりたい、やってもらいたいものは数字の部分を作り込みますが、話ベースのものは概要図くらいしか用意しません。
この企画も話ベースで、反応次第で収益部分をリサーチしていく予定でしたが、これは収益うんぬんより大部分がパッと閃いた感じなので細かくになってます。

企業としては余裕あるところじゃないと難しいと思いますし、個人で作りたい人がいれば是非役立ててください。


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