ある日突然風俗内勤スタッフになった話Part3

いよいよ送迎業務初日が始まり
キャストの待機する建物の下に停車して待ちながら
人を乗せる仕事なんて初めてだし大丈夫かな…
なんて考えていると
後部座席が空いてお願いしますー！
とキャストが乗ってきたしかも初めて乗せるキャストがお店のＮｏ．2(AV女優！！)
正直写真で見るよりも何倍も可愛くてプライベート
ならアタックしまくるレベル！！
だがそんなこと出来るわけがなく…
先輩に注意点として店の子に手を出すなよ
手を出したら分かってるね？

なんて真顔で言われたらできる訳もなく
お疲れ様です！新しく入ったブラックスーツです！
と自己紹介をして目的地まで車を走らせることに
ただ初めての送迎業務(乗ってる子かわいい笑)
ので緊張して女の子と話す余裕がなく
しばらくは車の中は無言でめちゃくちゃ気まずい
空気が流れる中同席してくれている先輩が
女の子と話してくれ私にも女の子との会話が続くように会話のバトンをくれたりと、フォローしてくれて
車内は楽しい雰囲気に包まれました。

走行しているうちに目的地のホテルに到着！
女の子にタオルを渡して行ってらっしゃいませ！
と言葉を掛け送り出しました。
めちゃくちゃ緊張はしたが割と行けるなと
自信が出てきていると、先輩から驚きの一言が

ブラックスーツ君運転も大丈夫だし女の子の会話も大丈夫だね！じゃ次一人で行ってみようか！！
とまさかの一言！！
内心(え？まだ1人なんだが不安なんだが！)
と思いつつも、わ分かりました…

と店の前で先輩を下ろして次の場所に向かいました。
※基本的には送迎業務は
女性キャストのホテル＆自宅までの入れ込み
女性キャストのホテル＆自宅までの迎え
女性キャストの自宅までの送りが
基本的な内容です。

次は他の女の子のホテルへの迎えに向かいました。
到着して5分ほど待っていると
後部座席が空きキャストが乗ってきたので
お疲れ様です！と声をかけるとまさかの無視
おっと？？聞こえてないのかな？と思い
初対面だったので軽く自己紹介するが

また無視…お、意外とメンタルきちーな
なんて思いながら待機所に戻っていると
女の子がお前運転おせーよもっと早くいけないの？
と文句を垂れる始末、うわ怖〜なんて思いながらも
急いで帰っているとここで痛恨のミス
焦ってる気持ちから道を間違えてしまい

女のがここ違くね？何間違えてんの？？
とまさかのガチギレ笑
当時はそこでめちゃくちゃ焦って
申し訳ありませんしか言葉が出ませんでした笑

何とか待機所で下ろしてホット一息ついていると
再び送迎が入りしばらくは
走り続けることになりました。

深夜3時頃ここで再び悲劇到来…
ラストは女の子3人の一斉送迎が入り
一旦事務所に戻り女の子の給料を持って車に戻ると
もう既に3人のキャストが乗り込んでいた

車内は香水の匂いと沈黙が漂っており何とも言い難い空気がそこにはありました…
さっさと精算を済ませて1人ずつつ送っていると
都心という事もあり道が複雑でまさかの
また道を間違えてしまった…
今度は3人も乗ってるのにやらかした💦

冷や汗が止まらないまま何とかルートに戻り無事に
3人とも送迎完了！
時刻はもう朝の4時半、薄暗く朝日が登り始めた頃でした
太陽を見ながら缶コーヒー片手にたばこは
マジで美味かったのを今でも覚えている。

その後事務所に帰り退勤
長く疲れる1日だったと思い帰宅。

次回初めての電話受付！客から怒鳴られまくり？？