海外出張で中国に行き、ホテルが最悪だった話。

社会人の皆さん、海外出張って行ったことありますか?僕は「シンガポール」と「中国」に行ったことがあります。

プライベートではそこそこ色んな国に行ったのですが、勤め先から行かせてもらったのがこの2つの国です。

僕は当時、シンガポールにホールディングス本体のあるベンチャー企業で働いていました。

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その会社で集合写真を撮るとき、ふざけて裏ピースしたら、あだ名が「毛ガニ」になりました。

今でもじゃんけんの時、チョキを出すのが怖いです。今からでも訴えられるのでしょうか?パワハラに強い弁護士さん、ご連絡お待ちしております。

話が脱線しましたが、シンガポールにいる社員さんに、業務の一部を教えてもらうために初の海外出張。

僕は業務用のノートパソコンを忘れました。当時25歳、自分のバカさに死にたくなりました。毛ガニというあだ名がついても何も言えないレベルのあり得ないミスでした。

社内システムなどの操作方法などを学びに行ってるのに、肝心なパソコンがない。

アホ面しながら、全ての動作を記憶するため、必死で目と脳みそをフル回転させましたが、帰国までに全て忘れました。

初の海外出張、苦い思い出です。

学生の皆さん、こんなバカなミスをする社会人もいるんです。多少のミスなど鼻くそみたいなものなので、安心してください。

そんな苦い思い出のシンガポール出張から数ヶ月後、僕は中国は広州という街に降り立ちました。

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この辺。九州の方なら北海道に行くのと同じくらいの距離ですね。

広州という街は香港からほど近く、香港から高速列車に乗り、2時間くらいで着いた気がします。

と思って調べなおしたら今は47分なんですね、クソはええ!

広州という街は広州交易会という展示会イベントが有名で、僕もバイヤーとしてそれに行ってきました。

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こんな感じの展示会なんですけど、規模が異常にデカイんです。

行ったことない人には伝わりづらいのですが、東京ビッグサイトの15倍くらいデカイのを想像してください。

日本の展示会は3日くらいで終わりますが、この交易会は、期間も1ヶ月とバカ長く、半導体チップのようなものから、ユンボまで売ってました。

ユンボを知らないクソゆとり世代のために、親切に画像も用意します。

ユンボ

小指の爪くらい小さいチップから、このでけーのまで売っている、そんな規模感のところです。

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これが当時のバイヤーカードです。この写真、よく見てください、写真がボケているのでは無く、なぜか僕の顔写真だけがボケています。すごく胡散臭い顔に仕上がっています。

会場に入り、僕はひたすら興奮しました。小学生が初めてポケモン親に買ってもらった時くらい、興奮しました。

こんなもの見たことねー!!!という物がそこらじゅうにあり、こんなん絶対売れるじゃねぇか!みたいなガジェットなどがところ狭しと並んでいました。

実際、そこに売っていた商品が当時の会社で爆売れして、1個の商品で、最大月商3000万、粗利1500万ほど叩き出してました。

そんな刺激的なイベントで、僕はプライベート含め4回ほどこの展示会に行きました。

経営をしている、もしくは経営を志す人たちは、一見の価値ありです。

そんなイベント後、ホテルにチェックインします。出張のホテルって、なんだかワクワクしますよね。

部屋に入ると、湿気が尋常じゃありませんでした。ちょっと過ごすと、顔濡れてない?と錯覚するくらいには湿気がありました。原因は水回りにありました。

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バスタブの写真がこれ。なんなんですか?

シャワーしてると、このヒビに全ての水が吸い込まれてくのですが、排水溝と絶対繋がって無いので、多分バスタブの下はべちゃべちゃ。

これが湿気の原因だと思われます。あえてレビューをつけるなら、星1です。星0があるなら問答無用で0にするレベルです。

中国3


そしてシャワー室全体の写真がコレ。この写真みて皆さんは違和感を感じますか?

まず、シャワーカーテンがありません。シャワーを浴びるだけで、シャワー室の床がビッショビショ。

そして、バスタブとトイレの距離が2センチくらいしかないので、左脚が開けません。

モデル

ちょっと、というか全然違いますが、イメージ的にこんな感じになります。何が言いたいかというと大股開きが出来ないのです。

こんなトイレ使ったことある人自体いないと思うので、誰も共感出来ないと思いますが、脚が開かないとうんちってすごくし辛いです。覚えておいて損はないと思います。

ホテルはガチのマジで最悪でしたが、中国自体は本当に最高でした。

中国に行って、『海外住みてーーー』って思い、巡り巡って今僕はフィリピンに住んでいます。海外居住モチベーションを湧かせてくれたのは中国です。

何が最高かというと、「活気」です。

中国商人たちは、お金を絶対稼ぐぞ!というのが、言語一切わからないのに、伝わってきます。

また、日本の田舎に行くと21時過ぎれば人が誰もいなくなりますよね。それが中国では街から人が消えるようなことはなくて、そこらじゅうに人、人、人!という感じでした。

このお祭りみたいな雰囲気に僕ものすごく魅了されました。

経営者友達の皆さん、お時間が合えばこの広州交易会、4月、10月に毎年開催されております。

コロナの影響で、まず今年は難しいと思いますが、是非来年でも一緒に行けたら嬉しいです。

ただし、ホテルはバスタブにヒビのない所を選びましょう!!

ご拝読、ありがとうございました。

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