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今年の面白かったゲーム&つまらなかったゲーム(2023) 前編

【開会宣言】


今年も「My Best Game Of The Year」を開催する。

まぁ、今年の総括みたいなものです。自己満足。独りよがり。かっこよく言えば唯我独尊。普通に言えばオナニー。はぁ…

というわけで、今年ももう残り僅かなので、去年まで私個人のみで楽しんでいたことをnoteにも残す。名目は「My Best Game of The year(以下Mgoty)」なのだが、素人がどんなゲームやったかなんかどうでもいいよ。

ルールは簡単で、私は初見でプレイした・クリアしたゲームに点数を付けている(0.5〜10.0まで)のだが、その点数が高い今年の上位5作品を決めるというものである。

しかし、それだけでは味気ないので、今年遊んで印象的だったゲームも振り返りながら紹介する。

早速始める。

【前大会までの振り返り】

まずは、前大会の2022を振り返る。

ランキングはこちら。(★は点数)

1位 ポポロクロイス物語2🥇(★10.0)

2位 Hollow knight🥈(★9.5)

3位 Celeste🥉(★9.0)

4位 スーパーマリオ64🍰(★9.0)

5位 ゼルダの伝説 夢をみる島🎀(★9.0)

前大会では7年振りである10点満点を叩き出した作品が登場し、私の中で沸きに沸いた年であった。今の所、ゲームをプレイしていて一番楽しかった年が去年なので、同時に高いハードルを築いてしまったのも事実だ。

2位以下の成績も非常に高く、大会史上、8.5点以下が並ばない初めての大会でもあった。特にマリオやゼルダの伝説が並んでいるのが私の中で驚きであった。他のシリーズを何度もプレイし、これ以上ハマることは無いと思っていたにも関わらず、上位にランクインしているのがゲームのポテンシャルの高さが窺える。にんてんどうの ちからって すげー!

次に歴代チャンピオンの紹介

𝟚𝟘𝟚𝟚 ポポロクロイス物語2(PS1)

𝟚𝟘𝟚𝟙 エイブ・ア・ゴーゴー(PS1)

𝟚𝟘𝟚𝟘 Sonic Mania(Switch)

𝟚𝟘𝟙𝟝 MOTHER2(SFC)

𝟚𝟘𝟙𝟜 風のクロノア 〜door to phantmile〜(PS1)

𝟚𝟘𝟙𝟛 ロックマン2 Dr.ワイリーの謎(FC)

今でも私のゲーム史の中で深く刻まれた作品達であり、「ゲームの面白さ」を評価する上で軸となっている。彼らの存在が私の人生を彩ったといっても過言では無い。

そして、今年もまた新たなチャンピオンが生まれる・・・

【エントリー紹介】

今大会にエントリーしたタイトル、もとい今年購入したゲーム達を各カテゴリーに分けて紹介。

【ハード別 ※カッコ内は昨年との比較】

・FC・・・16本(+1)
・PCE・・・0本(-1)
・SFC・・・1本(-11)
PS1・・・44本(+11)
・SS・・・0本(=0)
・N64・・・0本(-6)
・DC・・・1本(+1)
PS2・・・11本(-31)
・GC・・・2本(-7)
GB&GBC・・・31本(-9)
・GBA・・・14本(-6)
・DS・・・2本(+2)
・PSP・・・2本(-2)
Switch・・・35本(+13)

合計158本(-44本)

去年は200本以上購入したのに比べておよそ50本程度減少した。購入した全てのゲームをクリアできるわけないので、別にどうってことないデータなのだが。見るとPS2が去年と比べて減少しているのだが、これは去年にPS2の福袋を購入してかさ増しされていたからだ。寧ろ、去年より今年の方がPS2のゲームに触れた気がする。

去年まではレトロフリークでスーファミも遊んでいたのだが、ダンパー部分が壊れてしまったので、今年は殆ど遊べなかった。特に今やりたいソフトは無いので支障は無いが、なるべく早い内に環境を整えておきたい。

私の中で少し後悔というか手を抜いてしまったのは、Switchで遊びすぎたことだ。私はレトロゲーマーであり、なるべく多くのレトロゲームに触れる、という気概で日々生きていた。・・・はずなのだが、今年は中々自分にピッタリ合うゲームが見つからず、Switchのゲームを長く遊びすぎたと思う。これは私の中で「逃げ」みたいな感じなので気持ちよくは無い。Switch自体は好きなのだが・・・

【新規にクリアしたゲーム ジャンル別】

・2Dアクション・・・8本
・3Dアクション・・・4本
・RPG・・・1本
・アドベンチャー・・・0本
・シューティング・・・1本
・シミュレーション・・・1本
・パズル・・・9本
・レース・・・1本
・格闘ゲーム・・・1本
・音ゲー・・・3本
・カード・・・2本
ゼルダ系・・・3本
・ローグライク&ローグライト・・・4本

合計38本

す、す、す、少なすぎるだろっ!!!
うわぁ、落ちたなー もうこんなんじゃゲーマーなんて口が裂けても名乗れないよ。はぁ…

去年が60本近くクリアしていたのに対してほぼ半分は無くなっている。どのソフトも積んだか、プレイ途中で飽きてしまった印象ばかりである。中にはしょうがない、と思う程つまらないゲームもあったが、私のゲーム根性が無くなってきているのも明白だろう。こんなのゲーマーの風上にもおけんわ。

今大会では、新たに「ゼルダ系」というジャンルを設けた。私の独断でゼルダっぽいなと思うやつは基本ここに入れる。 というのも、今年の私の目標は「ゼルダ・トゥームレイダー系に慣れる」というものであった。去年で初めてゼルダが面白いと感じたので、そろそろ苦手意識を無くすべきだと強く思ったからだ。いわば意思表明だ。もう何がなんでもゼルダを好きになるぞ!・・・と今年の初めに意気込んだのだが、去年ほどの手応えは無かったかな。買ったはいいものの途中で投げたソフトばかりだった。今のインディーズ市場ではゼルダにインスパイアされたゲームも嫌という程散見するようになったが、本家を超えた作品には今の所出会っていない。憎きライバルの肩を持つのは、癪に障るが事実なのでしょうがない。はぁ…

私の一番の宿敵であるRPGはというと・・・まぁ、ひどいわな。毎年1本はやる、とこちらも心掛けてはいるが、1本しかクリアできなかった。全く手をつけなかったこともなく、色々触ったのだが、やはり飽きてしまう。どうしても気分が乗らないのだ。昨年も2本と少ないのだが、去年の一番面白かったソフトがRPGなだけに今年の堕落さ加減が際立ってしまった。いや〜慣れないものである。つまらん!

アドベンチャーはほぼ諦めたようなものだ。スローライフ系にも今年こそはと挑戦したが、30分で寝てしまった。謎解き系と比べて疲れることは無かったが、こちらは私の瞼にズドーンときた。やってられないゲームというのはこのジャンルだけだよ。これを楽しめるようになるのはいつだろうか。いや、あと10年は無いな。眠い、キツイ、やりたくない。はぁ…

今年の後半から急に出てきたシューティング熱にも上手く付き合うことが出来ず、消化不良だったというのが正直な感想だ。というか、自分の下手さ加減に不甲斐なさを感じた。特に縦シューが酷く、徐々に難易度を下げ、簡単と言われているシューティングですら1CCできない始末。とはいえ、まだ始めたばかりの分野なので、気長に待つとしよう。来年から社会人なのに?キィィィ!!!

ジャンル別の大まかな感想はこれぐらいか。いやぁ、にしても酷いな。大会として成り立つのか?

と、その前に今年に印象に残ったゲームを紹介する。

【印象に残ったゲーム達】

・ダンジョントラベラーズ2 王立図書館とマモノの封印(PSP)

冗談かと思われるが、これは私の中で革命的なゲームだった。私はゲームにおける「美少女」がとりわけ苦手なのだ。どれぐらいかというと、手に取ってパッケージに描いてあったら、1秒で元の棚に戻すぐらい重症である。いや、美少女自体は好きだ。ただ、美少女が売りになってるゲームって時点で「うわぁ」と漏れちゃうぐらい。というか大体ADVだし。

なのだが、今作は自分から買いに行った。ネットで色々調べてるうちに本作を知って、本作は完全クリアするのに100時間以上掛かるRPGと聞いて惹かれた。しかも開発はヤバいRPG「バロック」で有名なスティング。なんかFEみたいなゲームも出してた気がする。近くのブックオフを物色してたら500円と安かったので購入。

そんで、プレイ。かなりムズい。でも楽しい。こういうRPGは初めてだったのだが、Wiz系というらしい。あぁ、ウィザードリィってこういうゲームだったのか。名前は聞いた事あったけど、鬼畜なRPGとしか知らなかった。なるほどなるほど。

美少女が戦うRPGなのだが、戦闘や探索はガチだ。油断すれば普通に死ぬし、フィールドもトラップだらけで迷いやすい。やりごたえ充分。一番お気に入りの部分はハクスラとトレハンかな。敵を倒して武器を拾って鑑定してもらう、これだけだと割と普通にあると思うのだが、本作は敵を一定以上倒して、敵の封印書を作ることができる。それを武器にくっつけると武器が強化するシステムがあって、めちゃくちゃ楽しい。敵との戦闘が楽しいRPGは久々だった。ちゃんと敵を倒す意味がある画期的なシステムだと思う。

今プレイ時間は40時間ぐらいだが、まだまだ本編も終わってない。PSPのバッテリーを交換するのがダルくて途中で投げたが、やっとこさ交換したので来年にはクリアしようと思う。次に紹介するエルミナージュ3よりも遊びやすかった。

・エルミナージュ3(PSP)

何気なく始めたWiz系が面白かったので、評判の良かった「エルミナージュ」シリーズの3作目をプレイ。が、途中で投げてしまった。PSPが悪いよPSPが。私はまだ大きな画面でゲームをしたいという考えなので、PSPだとイマイチ身が乗らない。しかし、それだと可哀想なのでPSPをモニターで遊ぶ為のエミュレータを買ったのだが、思いのほかラグが多かったので放置。お前、PSPに殺されても知らんぞ。

ゲーム自体は中々やりごたえがあった。本家を遊んだことはないが、おそらくこれと同じぐらい難易度が高いのだろう。ザコ敵に死へのトラウマを植え付けられ、震えてフィールドを探索するのは初めての体験だった。罠もすごくて殺意に満ち満ちていた。

特に気に入ったのが、キャラのアイコンを自作できること。これは異様にテンションが上がった。お気に入りのゲームである「ポポロクロイス物語」のキャラをパーティ分作るのに6時間かかったのはいい思い出だ。私がRPGで気に入らない「キャラが自分と合わない」ネックを解消できた。素晴らしい。キャラもあーだこーだ話さないので、自分のお気に入りのストーリーを頭で描きながら探索できた。うーん、書いてるうちに途中で投げたのがよく分からなくなってきたな。

・アポなしギャルズお・り・ん・ぽ・す❤︎(PS1)

今年一番のガッカリゲー。HUMANって隠れた良作ばっかり産んでいるイメージだったのに… ク〇ゲーなんか隠しててもしょうがねぇだろ!
内容は一本道のギャルゲーシナリオに沿ったADVとカード(笑)での戦闘を繰り広げるRPGだ。全く両者の良さを引き出せずに終わったク〇ゲー、うんこ、糞、ゴミの吹き溜まりと形容するしかない出来だった。

本作のコンセプトとしては、「色々なシチュの美少女が一堂に会した夢のRPG」だと思うのだが、このゲームのディレクターがバカなので、ゲームとしての水準すら満たしていない。RPGとしてもまともにプレイできないのは当然として、キャラも満足に楽しむことが出来ない。理由としてはキャラクターデザインを担当した作家が10人以上はいるからだろう。

まず、メインのシナリオパートとなるキャラデザは良いとして(こちらもこちらで魅力は感じないのだが)、問題は戦闘での美少女キャラ達だ。本作の戦闘はプレイヤーがカードで世界各地、過去から未来までの美少女を召喚して戦うのだが、1人のキャラに1人のデザイナーがついているので、キャラの一貫性が全く無い。コンセプトとしてはこういうのがやりたいのだからこれを批判してしまっては元も子も無いのだが、違和感がすごい。気持ち悪いレベルでのそれなのだ。デザイナーのレベルもマチマチで当時、人気だった人もいれば、「誰?」みたいな人もいるのでレベルが全く釣り合っていない。キャラも割とよく喋るのだが、シナリオパートでの声優と比べて棒読みがすごい。おそらく声優学校かなんかの研修として採用したんじゃないのか?

一番腹立たしいのは、正直微妙であるデザイナー達に追加で泥を塗るかのようなゲーム内容である。もし、本作を丁寧に作り、ヒット作にしていれば、後世にデザイナーを発掘した作品、ありきたりだったジャンルをミックスすることで一矢報いたHUMANとしての株を上げることもできただろうに… だから、潰れるんだよ。

もっと言いたいが、愚痴はこの辺で。私は開始1時間でこのゲームがダメだということに気づいて、6時間ぶっ通しでプレイしてクリアした。まともなゲームはすぐに投げてしまうのだが、ク〇ゲーは早く終わらして記憶から抹消しようとクリアする。良作が可哀想とか言わない。そういう性分なんだからしょうがない。ごめん。

・ボンバーマンクエスト(GB)

たまたま手に取ったらゼルダ系だったので、好機と思いプレイ、そんでクリア。スクロールや広大なマップはゼルダだが、謎解きはお世辞にも褒めたものではなく、アクションはほぼボンバーマンだったので、ゼルダ要素は薄かった。ただ、1周が5時間ぐらいだったので、慣れてない人でサクッと楽しみたい方はいいんじゃないか。

ボンバーマンなのでボムで戦うのだが、道中で物を投げれるパワーアップをした時からゲームバランスが崩壊した。ボムを投げなくても敵を無理やり投げつけることでハメれるので、途中からは多用してた。さすがにボスにはその方法は効かなかったが、それを踏まえても弱かった。結局、ボムありきのゲームだったので、何かもう少し色んなアイテムが欲しかったなと。例えばボムを剣とか盾に変化させる能力とかね。ほぼゼルダやんけ。はぁ…

・ブレイジングビークス(Switch)

今年の「何が面白いのかは分からないが、めっちゃハマった」部門第1位。これほんと、何が面白いんだ?正直呆れるぐらいゲームバランスが悪く、ホンマに調整したんか?ってぐらい無茶なやり込み要素があるんだけど、やった。まだ完全クリアはしてない。

実は買ったのは去年で今年になってハマった。今見たら60時間もプレイしてた。意味不。やはりアーティファクトの内容をもっと見直して欲しい。只管に難易度を上げるだけ上げて、報酬がたったこれだけ?みたいなのもウンザリするほどあった。ただ、ガンジョンよりも敵もプレイヤーも柔いのは好きだ。被弾することのリスクが大きすぎて弾を避けるのもヒリヒリする。まぁ、人には勧められんわ。

・shinobi (PS2)

ゼルダ系かと思ったら違った奴。というよりシステムに慣れるのが難しすぎてリアルにうへぇとなった。こんなにハードなのは久しぶりだったぜ…
慣れたら楽しいのかと思ったらそれもまた違った。今度は敵の配置のいやらしさやPS2なのにチェックポイントが無い、崖に落ちたら一発死、そもそもステージが長いといったこれまた無骨。

私はこういった男気溢れるゲームは大好きなのだが、本作は合わなかった。やっぱりステージの構成ってセンス必要よな?段差1つとってもテンポを損なう要因になってしまう。本作のゲームシステム自体には中々光るものがあったが、コンティニューの仕様がてんでダメだったのと、敵の配置が甘いというか調整不足だと感じた。続編の「kunoichi -忍-」に期待したい。

・ピクロス2(GB)

タイトルだと分かりにくいが、「マリオのピクロス」の続編である。昨年、初めて遊んだピクロスが面白くて期間が空いたら続編をやろうと思ったので、プレイ。

・・・なのだが、長い。長すぎる。前作のパズルが15×15であるのに対して、本作は60×60。単純に4倍である。本来なら俄然やる気が出るはずなのだが、本作はプレイしている途中で「何でこんなんずっとやってるんだろう」というマインドになってしまったので、一気に冷(覚)めてしまった。

前作は1問に掛ける時間が20〜25分ぐらいだったのに、今作は1問に1時間30分以上かかってしまうのだ。途中セーブもできないので、一度解いたら完成するまで終われないのが、スッキリしなかった。前作もなんだかんだ2時間やりっ放しみたいなのも多かったが、それはイラストの完成という「達成」が小気味よく味わえたからだ。本作はそのカタルシスに達するまでの時間が長く疲れるし気持ちが悪い。こっちの方が好きという人もいるんだろうが、私には合わなかった。

・ドラゴンクエスト1(GB)

初めてのドラクエ。モンスターズを除く。GB版の初代が私のドラクエデビューを飾った。そして、本作の感想を残したいという気持ちがあってこそ、このnoteを再開したみたいなものだ。

今年唯一クリアしたJRPGが本作のみだが、レビューでも語ったように本作はアドベンチャーの類である(ジャンルはRPGなので、RPGにカウントはした)。

私はRPGをやる時はめちゃくちゃ気合いを入れて臨むのだが、本作がアドベンチャーだと分かると、肩の荷が下りてホッとした。どんだけRPG苦手やねん。ただ、RPGの要素も割と入ってるのだが、それらはドラクエ1の面白さには直結してないと感じた。謎解きやマップ探索の合間の息抜きにRPGが入ってくる感じだ。

私としてはこのバランスが心地よく、一気にクリアまでプレイを続けることができた。スケールや謎解きの難易度も丁度よく、アドベンチャーの面白さである「謎解きの快感と世界が広がるワクワク感」が感じられた。こういうアドベンチャーとRPGの要素が取り入れられてるゲーム他に無いのかな…

ただ、ドラクエというとナンバリングを重ねる毎にRPGの要素が強くなっていくので、2以降をやるかは未定。私としては1をクリアしただけでもコンプレックスを解消できたからいいのかなと。

・ゼルダの伝説1(FC)

今年、一番印象に残ったゲーム。こんなにファミコンに熱中したのはいつぶりだろう。また1ついい思い出ができた。ダンジョンの場所にキレ、ウィズローブのウザさにキレ、後半の雑さにもキレたが、今となってはいい思い出だ。

このゲームで初めてマッピングをちゃんとやった。以前にもやったことがあるが、手書きでグチャグチャになってガッカリしたこともあってExcelで書いた。そしたらこれが私の中でガチっとハマった。楽しい。もっと進みたくなる。10年以上ゲームは遊んでるが、まだこんな遊び方があったなんて・・・ すごい感動した。それ込みですごくやりがいのあるゲーム体験だったな。

ただ、今回はランク外としたのはプレイ自体は初見じゃないっていうのと、やっぱり去年やった夢をみる島よりかは楽しめなかったからだ。まぁ、これはしょうがないんだがな。去年の衝撃がすごすぎた。殿堂入りということで。

・どきどきポヤッチオ

こちらも印象に残った作品。残念だが、悪い意味で。

↑の記事は、本作をプレイした時の蟠りを文字に起こそうと思い書いたものだ。ダラダラと文句だけ書いた記事が1つできてしまうぐらいしんどかったゲームだ。

私が小さい時、「moon」と「どきどきポヤッチオ」はいつかプレイしたいと考えていた。90年代の香りを感じるソフトで、この2本をプレイせずに90年代は語れん!という謎の推測があったからだ。どこかこう、温かみのあるゲーム?グラフィックに囚われないっていうの?今だとアンテとかがそうなんだけど。Wiiとか3DSの頃はまだ無かったからね。こういうゲームはレトロゲームでしか味わえないと思っていた。

そんな念願叶って、いざプレイしてみると、まぁしんどい。合わない。キャラや雰囲気はすごく好みなのだが、何度も寝落ちしかけた。これはアカンと思い、そっとコントローラーを置いて、ディスクをケースにしまい、棚の奥に入れてしまった。根性なし?そうだね。

私はゲームをいわば「挑戦状」のように捉える節があって、このゲームは真逆なのだ。何をするも自由。誰と話すのも自由。やりたかったらやればいいし、やりたくない姿勢も受け入れる。うーん、しんどい。色々やることはあるんだが、やる気がでない。性格だな。

とはいえ、いつまでもヤダヤダなんかは言いたくないので、いつかはやることになるだろう。この手のゲームはマジで1回もちゃんとクリアしたことないので、サクッと終わるタイプのやつを挟んでから挑戦したい。

・ウィザードリィ外伝I 女王の受難(GB)

Wiz系にハマりそうだったので、買った準Wiz。本家はやたらと難しそうだったので外伝で慣れるのが良さそうと思い購入。

・・・なのだが、投げた。これはマジで分からん。なんか急に冷めてしまった。トリガーはパーティが全滅したことで、パーティの死体がダンジョンにほっぽり出されたまま拠点に戻ったことなのだが、投げるほどか?と言われたら…うーん…

やる前はあんなにウキウキしてたのになぁ。ゼルダと同様、マップも丁寧に描いてすごく楽しかったのに。これも来年にはクリアしたいな。うーん、何だったんだろう。

・グランディア(PS1)

今年のJRPG枠として採用したドラクエ1があまりにもアドベンチャーだったので、採用したJRPG枠。このソフトの為だけにセガサターンを購入しようかと思ったが断念した。・・・なのだが、近くで白サターンが3000円で売ってたので購入。まぁ、結局はPS版で遊んだんだけどね。

プレイの感想はというと、つまらない上にイライラする。何でこれが絶賛されてるんだ?分からん。とにかく見づらいカメラとクソポリゴンマップのせいで良く処理落ちした。それに追撃するかのようなシンボルエンカウント方式。おもんないんじゃ。死ね。言いたい文句は山ほどあるが、これはクリアした時用としてとっておく。

ストーリーは途中で投げたので分からないのだが、キャラには光るものがあった。なんか「天空の城 ラピュタ」を初めて見た感覚に似てる。進めてってたら面白いんだけどなぁ。それ以外がダメだ。これも来年かな。完全に投げた訳ではないので、クリアして感想を残したい。

・トゥームレイダー アニバーサリー(PS2)

初代トゥームのリメイク。グラフィックの向上だけでなく、操作性やボス戦の仕様等も変わった。PS1時代では、Core Designという会社が開発していたが、ハード移行のデビュー作が盛大にコケてしまったので、Crystal Dynamicsという会社に譲ることに。今作はそんなCrystal Dynamicsによる新生トゥームである。

PS1まではなぜかラジコン操作に拘っていたが、今作は良くも悪くも普通の3D操作となった。私としては、こちらの方が直感的に操作できるので煩わしさは無い。これでいいんだよ。グラフィックも綺麗になったことで、どこに謎解きの仕掛けがあるのかと視認しやすくなった。前のポリゴンだとめちゃくちゃ分かりにくかった。

私は旧トゥームにはゼルダと同じぐらい因縁があって、どうにかしてこのシリーズを好きになりたかった。絶対に好きなシリーズなのに、快感よりもストレスや不満が先立ってしまうのだ。だから、本作をプレイするのにも少し不安があったが、明らかに旧シリーズよりもやりやすくて楽しかったんだ。

本来なら、本作が今大会の最優秀作品だった。なぜ、ランク外なのかって?はぁ…まだクリアしてないんだよ。正確にはクリアできない、かな。

2つ目の王宮みたいなステージのボスである2体のガーゴイルがどうしても倒せない。相手に攻撃する為にはタイミングよくボタンを押す必要があるのだが、なぜかBADが出て、弾かれてしまう。攻略も見たが、さっぱり分からない。うわぁぁぁぁ!!!!こんなことって……!!!

今日こそは!と思い返しては定期的にやっているのだが、いつも同じ結果である。もしかして、このソフト自体に問題があるのかと思うようになってしまう程だ。うーん、どうすればいいのやら。

ちょっと長くなりすぎたので、これを前編として2つに分ける。

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