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言葉の端々に気をつけて。

女の人の話し方で、
苦手だと感じてしまう話し方があります。

「〜です?〜ます?」

っていう聞き方。

伝わります?
これって使う人多くないです?
え?
す?で終わらすなって?
いやいや、そんなの自由じゃないですぅ?


…お分かりいただけますでしょうか。
苦手だと感じる方、
いますよね?

「〜です?〜ます?」

じゃなくて、

「〜ですか?〜ますか?」

という様に最後に、優しく(←大事)
〜か?
を付けるか付けないかで
受ける印象が変わってくると思うのです。

これは、私が子どもの頃に母から注意されたことでもあるのです。

多分、テレビか何かで
「お茶飲みます?」
みたいに話している人を見て、真似した私に、
すかさず母が注意したのだったと思います。

実はこの話し方をする人が最近私の近く、
パート先にいるのです。
仮名で
マミヤさん。
とします。

「これ、わかります?」

とか、
マミヤさんが言うのを耳にすると、
私はモヤモヤせずにいられません。

特にマミヤさんが、自分よりもずっと年上の人にそんな風に言うのが気に障るのです。

20代のマミヤさん(おそらく)が、
60代70代のベテランパートさんに向かって

「私の言っていることわかります?」

などと使うのは、
聞いていて気分が良くありません。

おーまーえ〜〜〜
生意気ダロがーーー(怒)

と。
思わずにいられなくなってしまうのです。
ついつい。
年齢差という上下関係の畑で育った、
昭和生まれ40代としては。

でも、
私がモヤモヤする原因には、
マミヤさんが正社員で、
私たちがパートだという
雇用形態の関係性も絡んでいるのかもしれませんし…
まぁ、何よりマミヤさんの人柄の問題なんですけどね。

とにかく、言葉の端々は大事!
と、強く思うわけです。


それで、
同じくパート先にいる
70代のベテランパートさん、
仮名ナカノさん。
こちらの方は、
ぜひ、お手本にさせていただこう!
って思うような話し方をする方なんです。

「あなたがこれをするなら、私がこっちを担当するわね?」

とか、

「では、やりましょうか。ね。ちょっと大変だけど、やってしまいましょう!」

とか、

「こうしなければならないと、決まりはないのよ?でもこの方が、そうね、具合が良いわね。」

とか。
こんな風なんです。

親しみのある話し方で、
こんなに丁寧な優しい話し方。
美しいですよね。
ナカノさんの人柄が素晴らしくて、出てくる言葉が素敵だということが大きいのでしょう。

「〜のよ?〜わよ?」

の響きの、なんと柔らかいこと!

「〜でしょう。〜ね。」

の響きの、なんと優しいこと!

言葉の端々。
ね。
言葉の端々は大事!!


マミヤ!おい!こっちこい!
こっちに来て
一緒にナカノさんの真似するぞ!
お前もやってみろ?!

…と、心の中で思うわけです。


私も、目指せナカノさんレベル。

端々に気をつけて、
綺麗な話し方をいたしましょう。

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