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3日坊主歴49年

2日続けて投稿したらホメられたのに気を良くして、3日目の原稿を80%ほど仕上がった状態で下書き保存しておいた。

それなのに、それなのに。気付いたら4日目の朝になっていた。

もともと毎日投稿を決めて始めた訳ではない。連続投稿を褒められたのが意外と嬉しかったのと、365日毎日欠かさず書いたことで人生が変わった、という発言を複数回、目にしたため、ちょっくら連続投稿とやらとやってみようじゃないか、という欲っ気が出てきた訳である。しかしそれもあっさり2日で挫折した。

もしかしたら毎日投稿しても何も変わらなかった人の方が多いかもしれない。その方達はいつか編集者やプロダクションから声をかけられるのを夢見ているのだから、365日連続投稿し続けて「何も変わらなかったです」とは絶対に書かないだろう。

きっとそうだ。

どうせ私の文章力では毎日書き続けたところで仕事にならないだろう。キャパの小さい人間なので、気持ちを外部保存する場所としてスペースをお借りしているだけだ。

それに引き換え、人気ライターさんの華麗な書きっぷりと言ったらどうだろう。瑞々しい感受性、思索の幅と深み、文章の表現力と構成力…しかもまだ若くてお美しい。そもそも、人に何かを伝えたい、有益で、気持ちが明るくなるようなものを与えようとする気持ちが込められている。

あ、また始まった。

素晴らしいものを見ると、感嘆しつつもいじけてしまう病気。

なんて素敵!私もそうなりたい、そのためには何をすればいいのだろうか?

40年前の自分に、そういう建設的な気持ちが人生の豊かさを激変させることを子どもの自分に教えたい。

私が持っているのは、才能もキャリアもお金も無く心配性な癖に努力もできない薄っぺらな自分をイジメてしまう病気である。決してコツコツ積み重ねて上達する才能など私には無いと固く信じるという症状も持ち合わせている。

怠惰と自己否定、この生来の病気の結果が今の私である。

今まで続けられたことって何があるだろうか…

……涙


ところが先日、気がついたのだ。


飽きっぽさ、だけは49歳の今まで持ち続けられた才能では無いのだろうか??

これに気づいた私は、早速ネタに使うことにしたのだった。


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