ハロウィーンに考える多様性マレーシアの矛盾と外国人の立場について
マレーシアのハロウィーンパーティに警察が踏み込み、逮捕者が出たことで物議を醸しています。
ドラッグクィーンの逮捕
会場のRexKLは古い映画館を改装したアート・イベントスペースで、ペナンで言うところのHin Bus的なおしゃれスポット。つい先日私も訪れましたが、老若男女が集える健全な場所です。
警察・市役所・イスラム宗教局(Jawi)が合同で踏み込み、何人かに身分証を提示させた後、ドラッグクイーン20名をわいせつ容疑で逮捕。(現在は全員釈放されているそう)
「必要な許可を全て取得しなんら違法なことはなかった」とイベント主催者は述べており、これを受けて国内のアクティビストが一斉に抗議。
現職の議員も「LGBTQ+コミュニティは常に法律の下で危険にさらされているのか、標的を定めた迫害はヘイトクライムを誘発する可能性がある」と警告。
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