ペナン州がフェーズ4へ移行、ローテーション型の登校へ
11月8日からペナン・ケダ・ペラ・サバ・ペルリスの各州がフェーズ4へ移行することが、昨日発表されました。
*フェーズ4は国家回復プランの最終段階で、ほぼ日常通りの生活。フェーズ3は残る2州(サラワク、ケランタン)だけとなりました。
ローテーション登校で対面授業の再開
フェーズ4ではローテーション式(分散型)で登校が再開され、段階的に対面授業へ移行する予定です。
ただ、公立校もインター校も、遅くとも12月中旬には長期休暇に入ってしまう為、今学期の残り期間はごくわずか。それでも、もしクラスメイトや先生と顔を合わせられたら貴重な時間ですね。
ローテーション登校は、学年ごとに交代かつ段階的に登校する形で、ちょっと複雑です。Kurakuraさんのサイトに詳しく分かりやすく掲載されています。
幼稚園と受験学年は既に通常(または分散)登校でしたが、それ以外の学年で動きがあるはず。政府が以前発表した通りだとすれば、
●12月6日〜(移行後5週目以降)
小学校1〜3年生と中学3〜4年生が分散登校に
●12月20日〜(移行後7週目以降)←公立私立ともに既にホリデー突入後…
小中高、私立やインター校にて分散登校
ですが、実際は少し変わってくる可能性もあるかと思います。
現に、我が家の長男(中2)が通う中華系私立校は「11月最終週から分散型登校」という仮の案が学校から届いています。(政府は各種変更の正式発表前に、関係各所へ前もって内示を送っている様です)
12歳以上のワクチン接種率がかなり高くなっている事から、来年1月以降の登校はさらに緩和される可能性もあるかもしれませんね。
ワクチン接種率に応じてローテーション無しの登校も
以前から登校が可能な受験学年ですが「ワクチン接種率が90%を超えた学校は、11月8日から分散型(ローテーション)は不要」との発表もありました。
“教育省は、ワクチン接種率が90%以上に達している同省傘下の教育機関は、2021年11月8日から受験学年を対象にした授業を「ローテーション無し」で行うことができる、と発表しました。
対象には、SPM、SVM、STAM、STPM、およびIGCSE O-Level、A-Level、Australia Higher School Certificate、IBDPなどの国際的な試験が含まれます。
ワクチン接種率が90%に達していない教育機関は、分散型登校を続ける必要がありますが、マレーシアのスポーツスクールの大学入学前のセメスター3の生徒、全寮制の公立学校および国際試験学年の生徒は、ローテーションをせずに学校に通うことになります。
MOEは、90%の接種率を達成していない教育機関のリストを引き続き監視し、毎週水曜日に更新する予定です。“
「MOEは90%の接種率を達成していない教育機関のリストを監視」という最後の一文が物議を醸しています…。以前マレーシア政府は、
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