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十一日目 令和元年五月九日 十一時四十五分頃

 東海道中有松日本橋 満願大成就膝栗毛。十一日目 令和元年五月九日 十一時四十五分頃。相模國。

【上段左】三枚橋。向かいに箱根登山鉄道が見える。

【上段中】かすかに往時の面影を残す町並み

【上段右】忘れさられた石仏。何が彫られていたかも分からないぐらい風化している。角大師(つのだいし)のようにも見える。

【中段左】憧れの箱根登山鉄道の三線軌条。三線軌条とは二種類の車輪の幅の列車を走らせるために三本のレールが敷かれた線路のことである。かって箱根登山鉄道の小田原駅-箱根湯本駅間には標準軌(幅が広い)の箱根登山鉄道の列車と狭軌(幅が狭い)の小田急電鉄の列車とが走っていた。この区間は箱根登山鉄道所有の線路区間で、小田急がその区間に乗り入れている形だった。2006年以降は小田原-箱根湯本間には小田急線の列車のみが走行することになり、この区間の三線軌条は不要になったため一部を残して撤去された。しかし今でも写真の箱根湯本駅-入生田駅の線路には三線軌条が残っているのは入生田駅に車両検査車庫があるためだ。

 箱根登山線の三線軌条はなぜ一部にだけ残っているのか : Odapedia ~小田急のファンブログ~

【中段中】三線軌条の狭い方の幅のレールを走る小田急電鉄の列車。

【中段右】珍しい三線軌条の踏切

【下段左】どんなものにも最初がある。日本初の有料道路の碑

【下段中】素朴な夏みかんの無人販売

【下段右】趣深い道祖神。信仰の現場を見た、と言う感じがする。

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