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四日目 令和元年五月二日 六時半頃

 東海道中有松日本橋 満願大成就膝栗毛。四日目 令和元年五月二日 六時半頃。三河國 二川宿。

 大きな蔵。何かの工場だったのか。トマソンの「原爆タイプ」になっている。トマソンとは何かを知りたい方はココを参照して下さい。

 意図せぬ装飾か。二階のカーテンがボロボロになって、何やら前衛的な飾りみたいになっている。トマソンの影響か。

 牢屋みたいな連子格子。なぜここまでしっかりと格子を取り付けたのか。

 テントがボロボロになっている髪結い。営業している様子はない。六年前の時点で、既に廃業している様子だ。

 「二川宿のれん」を掲げる家々。これらは一般家屋で宿泊施設でも何でもない。もしかしたら昔は旅籠を営んでいたのかもそれない。だったら昔の屋号を掲げるなどして欲しい。どうもやっていることが中途半端なのである。泊まれる宿は一軒もない。虚ろな宿場町なのだ。

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