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十一日目 令和元年五月九日 七時半頃

 東海道中有松日本橋 満願大成就膝栗毛。十一日目 令和元年五月九日 七時半頃。相模國 箱根宿。箱根関。

【上段左】ケンペル・バーニー記念碑。ケンペルは十七世紀のオランダの博物学者。バーニーは二十世紀初頭の英国人貿易商。ケンペルはその著書『日本誌』で箱根の美しさを世界に紹介し、バーニーは自然保護を訴えるためその序文を引用した碑を建てた

【上段中】新道と立体交差する旧街道。旧道が空中になっている。

【上段右】石畳の旧街道。下りなので足をくじかぬよう慎重に歩く。

【中段左】箱根湯本まで二時間

【中段中】権現坂

【中段右】謎の鉄製の箱。横に旧電電公社の境界標らしきものがあるので、電話関係か。

【下段左】滑りやすい石畳。下りは慎重に歩く。ここで足をくじいたら元も子もない。今までの苦労が小便の泡と帰す。

【下段中】旧街道はこんな感じに自動車用新道から藪の中に入っていく。

【下段右】ぬかるんだ杉並木の旧街道。夥しい数の足跡。街道歩きの人は結構たくさんいる。

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