家庭でできる小学生のモンテッソーリ#2(空気の実験➀)
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最近、児童期の家庭でできるモンテッソーリは何か?ということを考えていました。どうしても「知的な活動」要素が濃くなる児童期。
幼児期のように「敏感期」にそった活動を用意してあげれば、自然にやるようになったりするのと少し違います。
子どもが興味を持つように工夫をするために一つ感じることがあります。それは、大人が一方的に子どもにやらせようとするのではなく・・・
「子どもは大人が真剣にやっていることに興味を示す」
ということです。それは、実験だったら、なおさらです!
普通、大人は意味のあることしかやりませんよね。例えばパソコンに向かって難しい顔をしてカチャカチャと手を動かしていたり、家事をしたりなど。
そんな意味のあることをする大人がもし、実験をしていたら・・・
「えっパパ、ママ、何やってるの!?」と驚き、そして必ず興味を持ってくれると思います。
私のおうちでモンテッソーリの出発はそこを大切にしています。(クラス同様に)無理に子どもを誘ったり、やらせる必要はありません。
➀大人が夢中でやっている。
②子どもが興味を持つ
③「手伝ってくれる?」とか「どうなると思う?」と誘う。
④一緒に楽しむ。
⑤やりたければ繰り返したり、別の興味へとつなげること。
ですから、よくモンテッソーリのクラスで見られるように
棚に用意されているところから子どもが自分でとって一人でやるということに家庭ではこだわる必要はなくて、一緒に「どうなるかな~」ということを楽しむ姿勢で良いと思います!
今回は「地理」の中にある「Work of Air(空気の働き)」という中から実験をしてみました。
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Work of Air(空気の働き)の実験➀「空気は場所をとる」
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月刊 モンテッソーリ・エレメンタリー・ファン
月に4本~、0-12歳モンテッソーリ教師資格者・イデー・モンテッソーリ編集長・あべようこによる、モンテッソーリ教育小学校課程に関する記事を…
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