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【想起する物語】


街の魅力を伝えたいけど人が来ない、来ても繁忙期と閑散期の差が激しい。
こんなことってありませんか?
これは、会社の魅力を伝えたいけど…と同じことが言えそうです。

街に特化して考えてみると
例えば『地方創生』を取り上げると、人口を筆頭に何もかも東京一極集中となっています。
インバウンド都市別ランキングでも大都市か観光都市に偏っています。
それ以外は、どうしたらよいのでしょうか?

先に提示すべきはモノではなくやはり体験
観光客は、お土産を買いに来るのではないのです。
売る側からすると「お土産を買いにきて欲しい」とは思っていますが、それは自分側の話。

相手側すなわち観光客からすると
思い出作り…
ここでしか味わえない体験が先で、その記念にお土産を購入されることがほとんどです。
お土産のためだけに飛行機代・車代・新幹線代・宿泊費を払うとは考えにくい。

では、体験とは何でしょうか?
・おもてなしの接客かもしれません
・温泉で寛ぐことかもしれません
・地元料理を食べることかもしれません
でもこれは全国で違いはあれど共通して受けることができるものです。

では、体験とは…

その地元の物語に触れること
神話を元にした話かもしれません。
また地元の英雄の話かもしれません。
伝承されている民話かもしれません。
地域を復興した無名の人の話かもしれません。

その土地の魅力を存分に発揮する
物語を通じて『日本の心に触れて感じること』

地元を愛する氣持ちを物語に載せると
ただ、看板や石碑に仰々しく書かれているものは、前知識がないとまた独特な文法に慣れていないと難しく感じるのは僕だけでしょうか。

物語をよりイメージさせて表現すれば
自分たちだけではなく観光客にも味わってもらうことができます。

あなたの地元の物語は表現できていますか?


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