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【後編】恋愛が人にもたらすものとは?

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前編では世界初の恋愛ナビゲーション アプリ「Aill」について説明した
出会いだけでなく、付き合うまでのプロセスをアシスト してくれるサービスは、どんなキッカケで生まれたのか?
そして恋が人々の生活 にもたらすものとは?

後編では、その辺りについて書いていきたい。

■キッカケは、『仕事と恋を両立したい』という想い

株式会社AILLの代表取締役・豊嶋千奈さんは、以前は大手製薬会社のTOP営業として活躍していた。
3年連続で全国トップという輝かしい成績も残している。
だが当時の豊嶋さんは、仕事に励む日々を送っているうちに、「今の自分の人生には仕事しかない」ということに気付いたという。
周囲を見ても、女性の管理職はほとんどが独身ばかり。

豊かな人生の実現には、仕事だけでなく恋愛も必要なはず!

そう考えた豊嶋さんは、仕事と恋愛を両立できるようなサービスを作るべく、製薬会社を退職した。
そして独自に意識調査を行い、有識者や専門家の協力も仰いだ。
実際にプラットフォームを作ってみたところ、出会いのアシストだけでは不十分で、その後の関係進展も手助けする必要があると気付いた。
そうした積み重ねの末に、付き合うまでのプロセスもアシストするAillが生まれたのだ。

『人々が仕事と恋愛を両立できるように、サービスを開発した』という部分は、言われて非常に合点がいった。
仕事が忙しい人間は、恋人探しに割ける時間がどうしても限られている。
だがAillを活用して恋愛をすれば、無駄な失敗を減らせるだろう。
好感度の高い=成功確率が高い相手に、集中的に時間を投資してアプローチすることもできる。

「仕事を頑張りながら、恋愛もしたい!」という人間にとって、まさにうってつけのサービスだ!

豊嶋さん自身の思いと経験をもとに作られたからこそ、ここまで実用性の高いものになったのだろう。


■恋が人間にもたらすものとは?

「幸福感に一番繋がりやすいのは、恋愛なんです」と豊嶋さんは語る。

いくら仕事で大金を稼いでも、社会的な地位を得ていても……。
私生活が孤独だったとしたら、幸せなのかは意見が分かれるところだろう。

逆に平均程度の収入だったとしても、素敵な恋人との生活を送れていたら、きっと多くの人が幸福だと感じるはずだ。
実際、ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス「世界各国の20万人を
対象に幸せに及ぼす要因についてアンケート調査」は幸福度に影響を与える因子は給料よりも恋人の方が高いという結果になっている。

恋愛が人の幸福感に与える影響は、それだけ大きいのだ。

そして、恋愛が人間に影響を与えるのは幸福感だけではないと、豊嶋さんは語る。
仕事のモチベーションが最も高くなるのは、二つの承認欲求が満たされている時。

一つは社会的な承認欲求、つまり仕事で認められていること。
もう一つは個の承認欲求、つまり私生活が満たされていることだ。

素敵な恋愛をしていれば、仕事のモチベーションも上がり、人生そのものが豊かになっていく……というわけだ。

もちろん恋愛をしていなくても、充実した私生活を送っている人々はいるだろう。
だが恋愛が強い幸福感をもたらし、人生を豊かにしやすいことも確かなはずだ。

■未来の人類と恋愛

Aillのような新時代のサービスもすでに登場しているが、更に未来の恋愛はどうなるのだろうか?

恋愛ナビゲーションアプリはますます発達して、人々の恋愛をより細やかにアシストするだろう。
AIによる相性診断・遺伝子診断などに基づき、より相性の良い相手に会いやすくなるはずだし、デートコースも、店の予約も、全てAIが代行するようになるかも知れない。

極端な話、告白の言葉ですら、AIが成功率の高い文面を作ることだってありうる。

そうなれば恋愛へのハードルが下がり、少子化問題も緩和され、人類全体が幸福になっていく……。
そんな明るい未来があるかも知れない。

Aillや将来のサービスが築いていく『未来の恋愛』に、大いに期待したい。

そしてとりあえず、筆者も恋人作りたい……。



漫画=minatsu(@minatsucat
取材・文=茶谷葉(@tyatani_you
編集=伊勢村幸樹

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