12月10日のマネーのまなびクイズ

こんにちは。先日は不動産小説『狭小住宅』について書きましたが、マンガでも不動産業界を題材としたものがいくつかあります。その一つとしてお薦めしたいのは、ドラマ化もされた『吉祥寺だけが住みたい街ですか？』です。

JR中央線や京王井の頭線が通る吉祥寺駅周辺は、各種「住みたい街」ランキングで最上位に食い込む常連です。この作品でもそうしたイメージから吉祥寺に住みたいと考える人々が、吉祥寺で個性的な姉妹が営む不動産屋を訪れます。しかしその姉妹は吉祥寺以外にもいい街はたくさんあることを伝え、吉祥寺以外の様々な街の物件を薦める、というストーリーです。決して吉祥寺が悪い街なわけではありません。ただ、悩みを抱えた人々がなんとなくそこに住みたいと考えるのに対して、姉妹は悩みを聞いたり、通勤や生活環境などを加味して、様々な街の魅力を伝えながら、その人に合ったソリューションを提案するのです。

イメージというのは割と漠然としたあこがれだったりするもので、そこに住めば何かが解決するような幻想を抱きがちなものかもしれません。もちろんそうしたイメージを基にした行動によって目の前の問題が解決することもあるでしょう。ですが、時にはそうしたイメージをいったんわきに置き、より良い選択肢があることを伝えるのが、プロの仕事のひとつ、ともいえるかもしれません。『吉祥寺だけが住みたい街ですか？』はそんなプロ根性にあふれた作品といえると思います。それでは今日のクイズです。

はからずも不動産シリーズになってしまいました。まだ紹介したい作品もありますが、忘れたころにまた取り上げたいと思います。本来は「マネーのまなび」のプロモーションエントリーですので、皆さんご登録をお願いいたします！また、本日は家計簿イベント開催日です。参加者の皆様、会場でお会いしましょう。

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