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タスクシュートで自己肯定感が上がる?~タスクシュートの効能②

前回の記事で、タスクシュートの効能は、以下の3つだと書きました。

◯するべきことに取り掛かりやすくなる
◯抜け漏れがへる
◯今していることにフォーカスできる

他にもあります。


自分の生活が客観的に見える


これは、使い始めた時期からしばらくの間、最も強く実感できた事です。

可能な限り分単位でやったことの記録を残していくと、タスクに取りかかる前に予測していた見積もり時間や、タスク実行中に何となく頭の中で感じていた時間と、実際にかかった時間とは異なっていることに気が付きます。

予測やイメージと現実のギャップを感じるのです。

正しく記録している限り、どこまでも現実的なタスクリストになっていきます。

自分が何に時間を使ったかを眺めることができれば、そこから調整して生活を変えていくことができるはずです。


時間はお金のように蓄えておくことはできませんが、それでも新たに何かをする時間をもっと取りたいとか、もっと時短したい、等といった思いがあるならば、記録はとても役に立つでしょう。

自己肯定感が上がる

なぜ、タスクシュートで自己肯定感が上がるのか?

それは、1日の間に多くのことをこなしている自分に気づくからです。



どれだけ細かく記録しているかは、個人差があるとは思いますが、私は休日には、多くて50個程度のタスクを完了させます。

「明日の天気をチェックする」とか「爪を切る」といった、秒単位~数分で終わるタスクも入っています。

このような日常のルーティンのタスクは、自分が生活をする上で必ずしておきたいものです。

当たり前だからこそ、リストになんて書かなくても問題ないことも多くありますし、そもそも意識にのぼってきません。

記録していなければ、やったことを思い出すこともないでしょう。

資格試験の勉強は大変で価値のあることだから、「やったこと」だけど、出勤前の朝の支度は「やってないこと」というのは有り得ません(笑)。

職場で同僚が「今日は何もできなかった」と言っているのを聞くことがよくありますが、あれは「思っていたように仕事をこなせなかった」という意味です。

生きている限り、本当に何もしなかったという事は、あり得ないのです。

1日の中で、「意識できてなかったことを見えるようにする」ことのメリットは大きいと感じています。


 

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