認知症両親との接し方の理想と現実

両親は父80才と母77才である。
年明けにコロナになり、その後数カ月経つが
脳にダメージがあったのか、父親の認知症が特に進んだ。
入浴や食事の記憶がすぐになくなり
また着衣についてもパジャマを着て外出しようとするなど
あきらかにおかしくなった。
コロナで療養が2回あり、明らかに運動量が減り
糖尿の悪化(空腹時血糖200、HbA1c 9-10)で
薬疹から来ていた湿疹がアトピーのようになった。
風呂上り、全身にステロイド薬を塗る。

母親はコロナ後、10数年前の腎がんが右上腕骨に転移が
右上腕の骨折によって発覚
骨折の手術後、入院、全身の転移検査、腕のリハビリ通院で
あわただしく時間が過ぎて行った。

両親の介護の負担度が明らかに増えてしまい
世話をする側のストレスも同様に増えた。

近くに住んでいて兄弟で交代で介護とはいえ
家の滞在時間が減り
中2の息子の成績は悪化、勉強を見てやりたいが
それもできないし
本人のやる気も薄い。
いろんなことがストレスとなった。

両親への接し方があらく、雑になる。
暴言も吐いてしまう。
両親の寝室に祖父母の写真が飾ってある。
その写真を見て冷静になるときもあるが
自制がきかなくなることがある。
誰も得をしないのだが。
断っておくが、虐待しているわけではない。

本当は穏やかに過ごしてもらいのだ。
その方がいいに決まってるのだから。
世話になって、今の生活があるのだから。

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