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呪術note#2 移動する御神体 ~芝大神宮の火防寺社ライン~
芝大神宮の火防寺社ライン
江戸時代、大火が起きると、幕府は芝大神宮の御神体を荒川を越えた梅田神明宮(うめだしんめいぐう)に一時的に遷座しました。
記録では1657年と1760年の2度おこなわれたそうで、前者は「明暦の大火」(めいれきのたいか)と呼ばれ、死者10万人という日本史上最大の火災となりました。
ではなぜ、荒川を越えてまで御神体を移動する必要があったのか?寺社ラインを調べてみました。
呪術note#1 裏鬼門封じダイナミック
「鬼の通り道」「災いが起こる方位」などと言われ、方位を気にする人達にはとっても重要なラインが鬼門・裏鬼門です。
一般のお宅での対処としては、水周り・ゴミを避けてきれいにするとか、猿の置物を置くと良いんだとか。(日吉大社のおみくじは、かわいい猿のマスコットになっていて、お家の北東に置くと良いそうです)
さて、本記事でご紹介したいのは伊勢神宮の裏鬼門封じです。
ここの神社の裏鬼門封じは、熊野三山